海外向けサイト制作「失敗が増えている??」制作依頼前の注意点とは!?

海外向けサイトを制作したという話を、耳にするようになっておりますが「海外向けサイトで上手くいっている」という話は、あまり聞きません。

それには、理由があるのです。

「海外向けサイトを制作して失敗した」となる前に、最低限知っておくべき内容・失敗しないためのポイントについて解説させていただきます。


海外向けサイト構築ノウハウ・経験が乏しい制作企業が乱立している??

弊社が輸出を始めた2011年には、海外向けサイトを制作出来る「Web制作企業」は稀でした。

海外向けサイトを構築出来るWeb制作企業が少ない上に高額だっため、海外向けサイトは自社で構築しノウハウ・経験を蓄えてきました。



しかし、ここ2・3年で、急激に海外向けサイトが構築できると謳っている企業が増えております。

その背景に

 海外向けサイト需要の高まり

 国内向けサイト需要の減少

上記、2点の理由が挙げられます。



海外向けサイトを作れるWeb制作企業が増えるのは一見いいように感じますが、そんな事はありません。

中には、海外向けサイトのノウハウや経験が乏しい企業も多いのが現状です。



よく海外向けサイト実績と掲載されているWeb制作企業ホームページを見かけますが、大半は「国内向けサイトの外国語版」です。

デザインも国内向けのままで、ただ日本語を外国語に変更しただけの事例が目立ちます。



最近になって、海外向けサイトを構築し始めたWeb制作企業が多いため、日本向けサイトの言語を変えただけの海外向けサイトが乱立している状態なのです。

名刺代わりに、外国語でも読めるサイトが欲しいのであれば、問題ないかもしれません。

しかし、海外からの売上や受注を獲得するには、海外向けサイトのノウハウが必須です。



海外向けサイトを依頼される際に「いつから海外向けサイトを制作しているのか?」聞いてみるのもWeb制作企業選定に役立つはずです。

海外向けサイトの構築年数が少ないから、悪いというわけではありませんが、一つの目安となります。

これから、海外向けサイト制作を依頼される方は、まだまだ日本のWeb制作企業が、海外向けサイトのノウハウ・経験を持っている企業が少ない事を頭に入れ、Web制作企業を選ばれる事をお薦め致します。


海外向けサイト失敗の要因とは??

海外向けサイト失敗の要因として、Web制作企業のノウハウや経験が乏しいとも感じられる場面も多いです。

しかし、依頼する側の「知識不足」「他社任せ」も失敗している要因と考えております。



「ホームページの事は分からない・・」「自社にWebの知識がある人がいない・・」からと、Web制作企業に丸投げで上手くいくほど、海外向けサイトは甘くありません。

海外向けサイトを活用して「売上を上げる」「海外から受注を獲得する」には、自社でもWebの知識を身に付ける事が大切です。



海外向けサイトも作って終わりではありません。

運営していく中での学び・試行錯誤・情報収集が必須なのです。

海外向けサイトが上手くいく企業ほど勉強熱心で、それも、社長が人一倍勉強熱心の企業が多いです。

そのため、海外向けサイトを本気で活用したいのであれば、自社のWeb知識向上も必ず検討して下さい。

知識がない企業が、適当に作った海外向けサイトが、どの程度の成果を上げるのか?冷静に考えれば自ずと答えは出ます。

クライアント企業で、海外向けサイト制作がよい機会と捉え、社内でWeb勉強会を始めた例もあります。

是非、海外向けサイト構築を検討されているのであれば、Webの勉強もご検討いただければと思います。


第三者のチェックも検討する

自社にWeb関連の知識がない・・・

でも、海外向けサイトを作り運営していきたい、そんな場合には、第三者の力を借りる方法もご検討下さい。

ネットで探さなくても、知り合いを当たれば、高確率でWeb関連の知識を持っている方がいます。

知人から、Webの知識を有している方を紹介してもらい、その方に海外向けサイト制作のアドバイスを貰えれば、自社のWeb知識・経験が少ない状態よりも、良い判断を取れる可能性が高まります。



多くの企業では、Web知識が乏しい状態、または、中途半端な知識で、海外向けサイト制作に挑んでしまいます。

はっきり言って、海外向けサイトの成功か否かは、知識量で決まる部分が大きいです。

そのため、自社だけの判断でなく、第三者の知識を活用する戦略もご検討下さい。

自社だけでの判断に不安がある場合は、第三者のアドバイスが有効です。

是非、自社だけの判断にこだわらず、俯瞰した意見の収集にもコストをかけて下さい。


海外向けサイト失敗事例を知るべし!

海外向けサイト失敗事例を知る事で、最低限の失敗回避に繋がります。

弊社の経験則から、失敗が多いと感じる「7つのポイント」をご紹介させていただきます。


キーワード選定ミス

ほとんどの海外向けサイトでは、しっかりと外国語でのキーワード選定がおこなわれておりません。

大抵の場合、翻訳したキーワードをそのまま使用しているサイトが多いです。



なぜ、翻訳したキーワードをそのまま使用しているのか?その要因として

 キーワードの重要性を理解していない

 外国語を話せる方が少ない

 外国語を話せるが、キーワード選定ノウハウを持っていない

上記、3点の理由が考えられます。



外国語を話せる上で、キーワード選定ノウハウも有している方は稀です。

英語を話せる方が、キーワードを選んでも「海外からアクセスを集める事が出来るキーワード」を選ばなければ、海外売上を上げる事は困難です。



海外向けSEO対策や、SNSマーケティングでもキーワード選定は、売上に大きな影響を及ぼします。

そのため、Web制作企業に、キーワード選定方法や、外国語の理解度、外国人の方のチェックがあるか?など、質問をして下さい。

制作を依頼する際に、海外向けキーワード選定の説明が不十分と感じる場合は、他の企業に依頼するのが無難と感じます。


翻訳ミス

意外と、翻訳がデタラメになっている海外向けサイトは多いです。

海外向けサイトの翻訳は、Web制作企業任せとなり、自社でチェックすらしないケースも見受けられます。

もし、翻訳がデタラメの状態だと、売上に大きな影響を及ぼします。

更に「購入方法」や「発送の注意文」などの翻訳が不十分であれば、トラブルになる可能性もあるため、翻訳チェックは入念におこなう必要があります。

翻訳費をケチる企業が多いのですが、翻訳・翻訳チェックにはコストをかけて万全の体制にする事が大切です。


スマホ、タブレットでの操作性・見易さ

海外向けサイトでも、スマホの操作性・見易さが軽視されていると感じるサイトは多いです。

国内サイトもスマホからのアクセスが増えておりますが、海外からのアクセスは、国によっては、大半がスマホという場合もあります。

そのため、スマホやタブレットでの操作性・見易さは、売上に直結します。



納品前に、必ず、スマホ・タブレットでも操作性・見易さを確認して下さい。

確認する際に、出来れば、アイフォンやアンドロイドなど、複数の端末でチェックする事をお薦め致します。

欲を言えば、最新の端末だけでなく、古い端末でも確認する事をお忘れなく!

海外では、古い端末を使っている方もまだまだ多いため、古い端末の見え方もチェック出来ればベストです。

一昔前のスマホは、画面サイズが小さいため、最新のスマホと見え方が異なるケースも多いので注意が必要です。


サイト表示スピード

海外向けサイトの大半が、表示スピードに問題を抱えております。

海外向けサイトの表示スピードは、欧米などからのアクセスでは物理的な距離が遠くなるため遅くなる傾向があります。

そのため、サイト表示スピードは、国内向けよりも注意が必要です。



依頼前に、サーバーのスペックや、サーバーの所在地なども、しっかりと把握しておく必要があります。

多少の費用増であれば、高性能なサーバーを選ばれたほうが無難です。

多くの企業では、サイト表示スピードへの関心が低く、あまり注意されない点ですが、売上に大きな影響を及ぼす為、表示スピードアップには入念な打ち合わせをおこなって下さい。


サイトデザイン

サイトデザインも売上に大きな影響を及ぼします。

しかし、多くのWeb制作企業では、日本向けサイトデザインを、そのまま海外向けサイトデザインとして採用しています。

世界各国で、好まれるデザインには大きな差があり、海外の方が見た際に、日本のサイトデザインのままでは、違和感を与えてしまうケースもあります。

そのため、依頼前に、どの国を狙ったデザインなのか?確認する事が大切です。



その上、自社でも、事前に多くの海外向けサイトを見ておき、デザインのイメージを膨らませておく事も重要です。

海外向けサイトデザインも、Web制作企業に丸投げとなっている場合も多いため、自社でも海外向けサイトのデザインを検討しておく事が結果へと繋がるのです。



国内向けデザインを、そのまま、海外向けデザインに使用するのは楽ですが、それでは結果は付いてきません。

世界各国の趣味趣向は大きく異なるため、狙う国に合せたサイトデザインが必須です。

是非、デザイン面もWeb制作企業に丸投げするのではなく、自社でもデザインをご検討下さい。


セキュリティー対策

海外向けサイトで、サイトへの不正アクセスや、改ざんなどが発見されたというケースも増えております。

外国語のサイトは、世界中の方が見れる一方、世界中のハッカーの標的になる可能性もあります。

そのため、海外向けサイトはより一層のセキュリティー対策を取っておかなければ、大きな痛手となる場合も考えられます。



制作依頼前に、必ず、セキュリティー面で、どんな対策を取るのか?質問して下さい。

事前の説明で、セキュリティー関連の話がないWeb制作企業は注意が必要かもしれません。


海外向けショッピングカート

海外向けショッピングカートの動作が重く、カート落ちが多発している事例を何度も見ております。

海外からのアクセスは、サイトの動作が遅くなる場合もあります。

そのため、国内で正常に海外向けショッピングカートが機能していても、海外からのアクセスでは、動作が著しく遅くなっている場合も考えられます。

依頼前に、どんなショッピングカートを使うのか?質問し、サンプルサイトなどでカートの動作を確認しておく事が大切です。



どれだけ、広告を出稿し、良い商品を並べても海外向けショッピングカートに問題があれば、売上は伸びません。

海外のネットショップで、自身でも買い物をしてみると、どんなショッピングカートが良さそうか判断する基準にもなるので、一度は体験される事をお薦め致します。


海外向けサイト失敗事例まとめ

「海外向けサイトは、日本語を外国語に変えただけのサイト」ではありません。

海外向けサイトを作りたいと、ご相談いただくケースでも「今ある日本のホームページを、英語にすればOKではないのか?」と考えている方が非常に多いです。

しかし、海外向けサイトと、国内向けサイトは、異なる点がある事をご理解下さい。

最低でも、解説した7つのポイントは注意していただければと思います。

 キーワード選定ミス

 翻訳ミス

 スマホ、タブレットでの操作性・見易さ

 サイト表示スピード

 サイトデザイン

 セキュリティー対策

 海外向けショッピングカート

など


Web制作企業の選び方(捕捉)

どんなWeb制作企業がいいのか?ご相談いただくケースも増えております。

はっきり言って、Web制作企業のホームページを見ただけで、しっかりとした海外向けサイトを作れるのか判断する事は困難です。

そのため、弊社がお薦めしているのは「多くのWeb制作企業と、実際に会って打ち合わせをする」方法です。



制作を依頼する際に、1・2社と簡単な打ち合わせをしただけでは何も分かりません。

しっかりとした海外向けサイトの知識・経験があれば、判断も出来ると思いますが、一般的な企業では判断に、もっと時間を取るべきと考えております。

そこで、目安として、最低でも、10社と打ち合わせをしていただく方法を推奨しています。



Web制作企業との初回打ち合わせにもポイントがあります。

事前に、質問や疑問点を用意していただき、初回の打ち合わせで、多くの質問を投げかけていただく方法です。

多くの質問をしても「スムーズに回答を得られない」「担当者が変わる」「その場の回答がなく、後日返答します」というWeb制作企業は避けたほうが無難です。

Web制作企業の担当者でも、決まった説明しか出来ないといケースも多く、様々な質問をする事で、どの程度の知識を有しているのか?見えてきます。



Web制作企業は、すぐに決めるのではなく、時間をかけて吟味する必要があります。

海外向けサイトの成功・失敗を決めるのは、どのWeb制作企業に、海外向けサイトを依頼するのかで決まると言ってもいいです。



後は、納期や納品後のサポートについても、しっかりと確認する事が大切です。

納期が間に合わないケースや、納品後にトラブルが出ても、別途費用がかかるなど、制作前後のトラブルも増えているので、口頭だけではなく、メールでも多くのやり取りを行い記録を残しておく必要があります。



Web制作企業の良し悪しは、Web制作企業のホームページを見比べただけでは絶対に分かりません。

実際に、Web制作企業の担当者と会い、打ち合わせを重ねる事が大切なのです。

最後に、費用面だけを見るのではなく、担当者の方の人間性も見ていただければと思います。



■ Web制作企業の選びポイントまとめ ■

 最低でも10社と会って打ち合わせをする

 打ち合わせの際に多くの質問をする

 近場・会いに行ける範囲で決めない

 費用面だけで決めず、人間性も重視



海外向けサイトが失敗している事に気付かない怖さ + 「まとめ」

海外向けサイトを持つ企業は、年々増えております。

しかし、海外向けサイトで成果を上げている企業は、現在でも稀です。

現状では多くの企業が「外国語で読めるサイトを持っています」程度です。

そのなのに、知識がないため、いつか海外から注文がくると信じて運営しているのです。



ご相談いただく企業の中にも「お金と時間をかけて制作した自慢の海外向けサイトです」と見せていただいても、アクセスがほとんどゼロなど、よくある話です。

お金をかけたからといって、よい海外向けサイトが出来るわけではありません。

必要なのは「知識」です。



知識がなければ、制作した海外向けサイトが上手くいっているのか?判断する事も出来ません。

何が悪いのか分からないため、改善する事も出来ずに、ただ時間が過ぎていくだけです。



今後も、海外向けサイトの数は増えていくと予測しておりますが、海外向けサイトから利益を上げる事が出来る企業は少ないはずです。

知識を付ける事もなく、他者任せで、海外から利益を上げる事が出来るほど、世界市場は甘くありません。



もし、これから、海外向けサイト制作を検討されているのであれば、知識を付ける事もご検討下さい。

まず、どんな知識をつければいいのか?把握するだけでも価値があります。

漠然と「海外向けサイトが良さそうだ」と、海外向けサイトを制作しても結果は目に見えています。



知識がある上で戦略を立て、構築作業に移らなければいけません。

海外向けサイト制作前に、どんな知識が必要なのか?何にお金と時間をかけなければいけないのか?考えていただく事も大切です。



海外向けサイトの方向性が間違っているのに気付かない・・・

動きが早い現代では致命傷です。

海外向けサイトを持っていても、何の役にも立たない状態では意味がありません。

すぐに、海外向けサイト制作に入るのではなく、まずは「情報収集」から始める事をお薦め致します。


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