日本製品が本当に海外で販売出来るのか?疑問を持たれている方が多いと思います。
しかし
世界中に商品を販売している私の経験上、日本製品自体に国際競争力がないとは考えにくいのです。
その理由は
日本人の商品・サービスへの要求は世界でもトップレベルに高いため、商品・サービスのレベルが低いわけがないのです。
ですが、商品・サービス自体に問題がないのに、なぜ、輸出で成功している日本の中小企業は少ないのでしょうか?
考えられる問題点をご紹介致します。
■輸出をおこなっている中小企業が少ない
日本人は英語に対する不安や、海外取引などに大きな不安を持っており、輸出はおこないたいが一歩を踏み出せずにいる企業が多いと感じます。
当たり前ですが、輸出をおこなわなければ、輸出の成功はありません。
輸出成功のカギは、商品・サービスよりも「メンタル面での問題が大きい」と考えられます。
■世界のニーズを読まない、または無視している
日本人がよいと思う商品と、外国人の方がよいと思う商品が同じとは限りません。
しかし
「日本で売れているから海外の人も好きなはず」「日本人だけで、すべての商品開発をおこなう」など日本人の感性だけで商品ラインナップを限定している場合が見受けられます。
もちろん、ヒットする場合もあります。
ですが、世界のニーズを読み取ることは必須です。
ニーズを読み取る簡単な方法として
・海外のアマゾンやイーベイで自社と似た商品はないか検索する
・自社に関連する英単語をアメリカの「google.com」で検索してみる
非常に単純ですが、これだけでも分かることはあります。
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根本的に日本人は世界を見ていない方が多いと感じます。企業の実力はあるのに世界を見ていないからチャンスを逃しているのではないでしょうか?
世界を見れば自社の力を発揮出来る国はあるはずです。
まずは「世界規模でビジネスを検討する」事をご検討下さい。
その上で、輸出の情報を集め、リサーチをおこなうだけでも数年後には予測出来ない展開が待っているはずです。