スペイン輸出の基礎データ!ネット海外販売のポイントもご紹介!

ジェトロなどのデータを元にスペイン輸出・海外販売の基礎データや貿易データをご紹介させていただきます。

最後に、輸出する上でのポイントや注意点も解説させていただきます。

スペイン基礎情報

■ 国・地域名 : スペイン Spain

■ 面積 : 50万5,968平方キロメートル(日本の約1.3倍)

人口 : 4,642万人(2015年7月1日時点)

■ 首都 : マドリード 人口314万人(2015年)

言語 : スペイン語

■ 宗教 : カトリック

スペインまたはスペイン王国は、ヨーロッパ南西部のイベリア半島に位置し、同半島の大部分を占める立憲君主制国家。

西にポルトガル、南にイギリス領ジブラルタル、北東にフランス、アンドラと国境を接し、飛地のセウタ、メリリャではモロッコと陸上国境を接する。

本土以外に、西地中海のバレアレス諸島や、大西洋のカナリア諸島、北アフリカのセウタとメリリャ、アルボラン海のアルボラン島を領有している。首都はマドリード(マドリッドと表記されることもある)。


GDP推移(スペイン)

•アメリカ合衆国
 16.77兆 USD

•日本
  4.92兆 USD

•スペイン
  1.393兆 USD


1人当たりのGDP(スペイン)

•アメリカ合衆国
 53,041.98 USD

•日本
 38,633.71 USD

•スペイン
 29,863.18 USD


政治体制(スペイン)

政体:立憲君主制 元首:フェリペ6世 Felipe VI(2014年6月即位、1968年1月30日生まれ)

議会制度:二院制 議会概要(定員数、任期):上院:定数263議席 下院:定数350議席 上下院とも任期4年


軍事(スペイン)

スペイン軍は陸軍、海軍、空軍、グアルディア・シビルの4つの組織から構成されている。国王は憲法によって国軍の最高指揮官であると規定されている。

2001年末に徴兵制が廃止され、志願制に移行した。

2007年の時点で総兵力は147,000人、予備役は319,000人である。

軍事費(防衛費)の対GDP比は日本と同程度の約1%内外にとどまり、NATO諸国の中で比較しても低率な方ではあるが、イージス艦や軽空母・強襲揚陸艦、マルチロール機のユーロファイター タイフーン、旧西ドイツ製の傑作戦車レオパルト2EA6等、他の主要先進国にも引けを取らない最新鋭の兵器を配備している。


経済(スペイン)

IMFによると、2015年のスペインのGDPは1兆1997億ドルであり、世界第14位である。

韓国やオーストラリアなどと同じかやや下回る程度の経済規模であり、EU加盟国では5位である。

1960年代以来、「スペインの年」と一部では呼ばれていた1992年頃までの高度成長期が過ぎ去り、低迷していたが、ヨーロッパの経済的な統合と、通貨のユーロへの切替えとともに経済的な発展が急速に進んでいる(2003年現在)。

アスナール国民党政権の新自由主義的な雇用の流動化政策や土地法の改正による土地開発制限の緩和、大規模な公共投資の実地などによって、ドイツ・フランス・イタリアなど欧州の経済大国を上回る勢いの経済成長を達成した。

市場為替相場を基とした国内総生産は2008年は世界9位で カナダを超えた(主要国首脳会議には参加していない)。

また多額の国際観光収入を持つため観光業の比重も大きく、GDPに占める観光業の割合は国全体の10%を超えている。

しかしスペイン人の労働時間はEU内で第1位である一方、平均給与はイギリスの4万ユーロに対して2万ユーロに留まっている。

国際産業の衰退と外国資本の撤退により、土地法改正から7年後となる2005年にはそれまでの約2.5倍に高騰していた土地価格も暴落し、スペインの実体経済からすれば見合わない程に膨れ上がっていた不動産バブルは完全に崩壊した。

2011年1月から3月までの失業率21.29%、失業者は490万人と過去13年間で最悪の数字となっている。

2012年でも失業率は回復せず、さらに悪化した。

2012年10月5日、スペインの月次の失業率はスペインの近代史上初めて25%を突破した。若年失業率は現在52%を超えており、先進国全体の平均の3倍以上に上っている。


鉱業(スペイン)

スペインの鉱業資源は種類に富み主要な鉱物のほとんどが存在するとも言われる。

しかし歴史的に長期に亘る開発の結果21世紀以降、採掘量は減少傾向にある。

有機鉱物資源では、世界の市場占有率の1.4%(2003年時点)を占める亜炭(1228万トン)が有力。

品質の高い石炭(975万トン)、原油(32万トン)、天然ガス(22千兆ジュール)も採掘されている。

主な炭鉱はアストゥリアス州とカスティーリャ・イ・レオン州にある。石炭の埋蔵量は5億トンであり、スペインで最も有力な鉱物である。

金属鉱物資源では、世界第4位(占有率9.8%)の水銀(150トン)のほか、2.1%の占有率のマグネシウム鉱(2.1万トン)の産出が目立つ。

そのほか、金、銀、亜鉛、銅、鉛、わずかながら錫も対象となっている。

鉱山はプレート境界に近い南部地中海岸のシエラネバダ山脈とシエラモリナ山脈に集中している。

水銀はシエラモリナ山脈が伸びるカスティーリャ地方のシウダ・レアル県に分布する。

アルマデン鉱山は2300年以上に亘って、スペインの水銀を支えてきた。鉄は北部バスク地方に分布し、ビルバオが著名である。

しかしながらスペイン全体の埋蔵量は600万トンを下回り、枯渇が近い。

その他の鉱物資源では、世界第10位(市場占有率1.5%)のカリ塩、イオウ(同1.1%)、塩(同1.5%)を産出する。


観光(スペイン)

現在のスペインは世界有数の観光大国となっており、2015年の国際観光客到着数では世界3位、2015年の旅行・観光競争力レポートでは世界1位を記録した。

欧州内ではイタリアを上回り、フランスに次ぐ地位にあるが、バルセロナやグラナダ等各地の著名な文化遺産を有することに加えて、コスタ・デル・ソルやカナリア諸島を中心とした避寒目的のリゾート需要が、スペインの観光業を支えている。

外国人旅行者としてはイギリス人が最も多く、国際観光客到着数全体の2割超の割合を占めている。


スペインの通貨・ユーロ

ユーロは、欧州連合における経済通貨同盟で用いられている通貨である。

ユーロはヨーロッパでは25の国で使用されている。そのうち19か国が欧州連合加盟国である。
1999年1月1日に決済用仮想通貨として導入された。この時点では現金のユーロは存在しなかった。3年後の2002年1月1日に現金通貨としてのユーロが発足した。この時、導入国の従来の通貨に代わり、ユーロが法定通貨となった。ユーロ硬貨はユーロ圏18か国のほかに、合意によって認められている3か国がそれぞれ鋳造しており、裏面は各国で独自のデザインを採用している。ユーロ紙幣のデザインは統一されているが、紙幣に印刷されている番号の先頭の文字によって、その紙幣の印刷された国が判別されるようになっている。
ユーロは、準備通貨としては、アメリカ合衆国ドルの次に重要な通貨の地位を有し、一時は第2の基軸通貨と呼ばれていた。しかし、とりわけ、2010年欧州ソブリン危機以降、通貨連盟の矛盾が表面化し、その存続を危ぶむ意見も出ている(後述)。

■ 通常の硬貨
硬貨として発行されているのは1, 2, 5, 10, 20, 50セントと1, 2ユーロである。

硬貨の表面はすべての発行国で共通したものとなっているが、裏面は発行国ごとに異なるモチーフが刻まれている。裏面のデザインが異なっていても、硬貨としての効力に違いが生じるものではなく、同様に使うことができる。

■ 2ユーロ記念硬貨
2004年以降、2ユーロ額面の記念硬貨が発行され、市中に流通している。

この記念硬貨は裏面に描かれる主題が発行国ごとに異なるものであり、ユーロを使用する国で有効に使うことができる。

■ 紙幣
ユーロ紙幣のデザインは欧州連合規模で行なわれた公募で集められた案のなかから、オーストリアのロベルト・カリーナのものが選ばれた。

また紙幣のデザインはすべての国で共通のものとなっている。発行されている額面は5,10,20,50,100,200,500ユーロの7種類である。

■ ユーロ導入による経済への効果
 好影響
ユーロの導入によって従来は共同体内部に存在していた為替相場リスクや、そのリスクヘッジのために企業が負担するコストが低減することとなり、ユーロ圏内での通商や経済協力が増大するということが期待される。

そして通商は経済成長をもたらす大きな要因のひとつであることから、ユーロ圏入りはその国民にとって利益につながると考えられており、実際に2007年までにユーロ圏内での貿易は 5-15% 増加してきた。

つまりユーロによってヨーロッパの企業は巨大な経済圏で活動するという利益を享受することとなった。

またユーロは商品、サービス、資本、労働力の自由な移動という、ヨーロッパ共同市場に欠けていた単一通貨となって、市場統合を完成させた。

 悪影響
経済学者の中には、ユーロ圏のような巨大で特殊な経済圏にとっては単一の通貨を持つことについての危険性を懸念する意見がある。とくに景気循環が非同期的であることによって適切な金融政策が困難であるということが挙げられている。
実際にユーロが導入されて間もなく、国ごとで経済情勢が異なっているにもかかわらず、単一の金融政策を実施することが困難なものであるということが明らかとなった。たとえば、経済成長率が 5% を超えていたアイルランドと、ほぼ 0% のスペインやポルトガルとを調和させるといったことが挙げられる。


以前の通貨・ペセタ(スペイン)

ペセタ (peseta) は、1998年12月31日まで発行されていたスペイン、およびアンドラの通貨単位。国際通貨コード(ISO 4217)は、ESP。通貨記号は、₧。

1999年からスペインはユーロを通貨単位として使用することになり、2002年1月に紙幣とスペイン独自のユーロ硬貨が発行された。対ユーロのレートは1ユーロ=166.386ペセタとされた。2002年3月1日に、ペセタは通貨単位として使用停止になった。


言語(スペイン)

スペイン語(カスティーリャ語とも呼ばれる)がスペインの公用語であり、憲法にも規定されている。

その他にも自治州憲章によってカタルーニャ語、バレンシア語、バスク語、ガリシア語、アラン語が地方公用語になっているほか、アストゥリアス語とアラゴン語もその該当地域の固有言語として認められている。


検索エンジン(スペイン)

スペインでも、よく使用されている検索エンジンは「Google」と言われております。

スペイン国内のシェア率は、90%を超えていると言われているため、検索エンジン対策は、グーグル対策が軸となります。

グーグルのシェアが高いため、アドワーズも効果的であり、スペインからアクセスを集める事自体は難しくありません。

更にメリットとして

スペイン語でホームページやブログ・ネットショップを制作すると、副産物として、スペイン以外の国からも、アクセスが集まります。

スペイン語は、国際連合においては、英語、フランス語、ロシア語、中国語、アラビア語と並ぶ、6つの公用語の1つです。

インターネットにおいては、利用者全体の約8%がスペイン語を使用しており、英語(約27%)と中国語(約23%)に次ぐ第三の言語でもあります。

このデータからも、スペイン語サイトを制作しておくと、世界の広い地域からもアクセスを集める事が可能となります。

特に、メキシコはアクセスや反応が多いと感じます。

他にも、アルゼンチンなどの南アメリカ地域はスペイン語の利用者が多いため、アクセスがある事も多いです。

そのため、スペイン語を狙うのはお薦めです。


日本とスペインの関係

日本とスペインの関係には460年の交流の歴史があり、伝統的に良好な関係である。

1868年(明治元年)、日西修好通商航海条約が結ばれ、日本とスペインの国交が樹立される。

1895年(明治28年)8月、「国境確定ニ関スル日西両国宣言」が東京で調印された。

日本の皇室とスペイン王室との間には緊密な交流があり、日本の今上天皇は4回、徳仁親王は5回訪西し、またスペインの国王フアン・カルロス1世・ソフィア王妃夫妻は7回、国王フェリペ6世は王太子時代に3回訪日している。


日本とスペインの貿易

2010年時点でスペインの輸出先は、フランス、ドイツ、ポルトガル、イタリア、イギリス、アメリカ、オランダと、ほぼ欧米諸国が占める。

輸入相手としては上位順にドイツ、フランス、中国、イタリア、イギリス、オランダ、アメリカ、ポルトガルであり、日本との関係は薄い。

なお、貿易関係は2005年に日本からスペインへの輸出額は5612億円あったのに対して2010年には2791億円と半減している。

日本からの輸出品目は自動車及び部品、原動機、二輪自動車などで、スペインからの輸入主要品目は有機化学品、医療用品、バッグや靴などファッション関連である。

アジアとの関係では、スペインのアジア大洋州地域におけるプレゼンスの拡大を目的とした「アジア大洋州プラン」(2005年 – 2008年)、「アジア大洋州プラン」(2008年 – 2012年)を発表し、2010年8月のサパテロ首相の訪中や、2010年11月の習近平中国国家副主席、2011年1月の李克強中国副首相の訪西に見られるように中国との経済関係強化も目指している。

同様に日本にもサパテロ首相は訪れ、東アジア諸国との関係強化を目指している。

■ 日本の主要輸出品目: 輸送用機器(52.9%)一般機械(16.9%)電気機器(11.4%)

■ 日本の主要輸入品目: 医薬品(15.9%)元素および化合物(14.4%)輸送用機器(9.9%)

■ 日本の直接投資額:金額:3億8,768万ユーロ(2015年、届出ベース、フロー、ネット)

■ 日系企業進出状況:企業数:370社(日本人が海外に渡って興した企業を除くと、259社)

■ 在留邦人:7,956人(2015年10月1日現在)


実質GDP成長率(スペイン)

2011年: 0.1(%)
2012年: 1.6(%)
2013年: 1.2(%)
2014年: なし


名目GDP総額(スペイン)

2011年: 1,070(10億ユーロ)
2012年: 1,043(10億ユーロ)
2013年: 1,031(10億ユーロ)
2014年: 1,041(10億ユーロ)


一人当たりの名目GDP(スペイン)

2011年: 32,009(ドル)
2012年: 29,006(ドル)
2013年: 29,907(ドル)
2014年: 30,278(ドル)


鉱工業生産指数伸び率(スペイン)

2011年: 1.7(%)
2012年: 6.9(%
2013年: 1.7(%)
2014年: 1.3(%)


消費者物価上昇率(スペイン)

2011年: 3.1(%)
2012年: 2.4(%)
2013年: 1.5(%)
2014年: 0.2(%)


失業率(スペイン)

2011年: 21.4(%)
2012年: 24.8(%)
2013年: 26.1(%)
2014年: 24.5(%)

※日本の失業率は高くても「5%台」・2015年は「3.3%」


輸出額(スペイン)

2011年: 220,223(100万ユーロ)
2012年: 229,802(100万ユーロ)
2013年: 238,400(100万ユーロ)
2014年: 244,145(100万ユーロ)


対日輸出額(スペイン)

2011年: 1,822(100万ユーロ)
2012年: 2,095(100万ユーロ)
2013年: 2,253(100万ユーロ)
2014年: 2,612(100万ユーロ)


輸入額(スペイン)

2011年: 270,550(100万ユーロ)
2012年: 262,561(100万ユーロ)
2013年: 256,425(100万ユーロ)
2014年: 270,047(100万ユーロ)


対日輸入額(スペイン)

2011年: 2,593(100万ユーロ)
2012年: 2,331(100万ユーロ)
2013年: 1,815(100万ユーロ
2014年: 1,985(100万ユーロ)


対米ドル為替レート(スペイン)

2011年: 0.7192(ユーロ)
2012年: 0.7789(ユーロ)
2013年: 0.7532(ユーロ)
2014年: 0.7539(ユーロ)


スペイン輸出まとめ

スペインは、観光に強く、世界の外国人訪問者数ランキングでは、3位に位置しております。

この点は、日本観光でもヒントになる部分があると思います。

しかし、近年は、失業率が20%を超える年もあり、失業率が改善されないのは大きな問題と感じております。

輸出を行う上でも、失業率は注目すべてきデータです。

2015年・世界失業率ランキング

3位 ギリシャ 25%
4位 スペイン 22%

スペインは、世界で話題となったギリシャに次ぐ、失業率の高さです。

特に、失業率のデータで気になるのが、若者の失業率です。

様々なデータが算出されているのですが、一部では、25才未満の若者の失業率が50%を超えているとも言われております。

更に、EU経済に頼っている側面がありますので、EU全体の景気などにも大きく左右される恐れがあります。

そのため、ヨーロッパ諸国の中でも経済面が安定しているとは言いにくい国の一つです。

データだけを見ると、スペイン輸出は二の足を踏みそうです。

しかし、弊社の例で言うと、スペインへの輸出は多いです。

弊社がスペイン輸出を始めた頃は、スペイン自体の景気も良かったので、その流れで、よく物が売れているのだと感じておりました。

ですが、昨今の経済状態でも、あまり変わらぬ注文が来ております。

日本製品や、伝統工芸品なども注文があります。

国内に伝わる情報だけを鵜呑みにしていると、スペイン輸出は躊躇しそうですが、実際にテストをしてみないと結果は分かりません。

ギリシャが危ないと言われていた時期にも、ギリシャから注文もありました。

データだけで、この国はダメそうだな?と安易に判断すると、チャンスを逃す可能性もあるので、注意が必要です。

ヨーロッパ諸国で、スペインを初めに狙う国として、お薦めとは言いにくいのですが、十分チャンスがある国です。

確かに経済面では不安が残りますが、

・イギリス
・フランス
・ドイツ

などの戦略を進めた後には、

・スペイン
・イタリア

はテストでもいいので、一度は狙っていただきたい国です。

これから、ネット輸出を始める方は、イギリス・フランス・ドイツなどから開始して、スペインやイタリアにも販路を拡大する戦略はよい流れだと考えております。

アメリカやアジア輸出がメインの方は、是非、ヨーロッパ輸出もご検討下さい。

やはり、EU諸国は輸出を行う上では外せない地域となります。

大口の注文になるケースもありますので、お試しいただければ幸いです。

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