アルゼンチン輸出の基礎データ!ネット海外販売のポイントもご紹介!

ジェトロなどのデータを元にアルゼンチン輸出・海外販売の基礎データや貿易データをご紹介させていただきます。

最後に、輸出する上でのポイントや注意点も解説させていただきます。

アルゼンチン基礎情報

■ 国・地域名 : アルゼンチン共和国 Argentine Republic

■ 面積 : 279万1,810平方キロメートル(日本の約7.4倍)

人口 : 4,313万人(2015年)

■ 首都 : ブエノスアイレス 人口:1,502万人

言語 : スペイン語

■ 宗教 : 主にカトリック

アルゼンチン共和国は、南アメリカ南部に位置する連邦共和制国家である。

西と南にチリ、北にボリビア・パラグアイ、北東にブラジル・ウルグアイと国境を接し、東と南は大西洋に面する。

ラテンアメリカではブラジルに次いで2番目に領土が大きく、世界全体でも第8位の領土面積を擁する。首都はブエノスアイレス。


GDP推移(アルゼンチン)

•アメリカ合衆国
 16.77兆 USD

•日本
  4.92兆 USD

•アルゼンチン
   6099億 USD


1人当たりのGDP(アルゼンチン)

•アメリカ合衆国
 53,041.98 USD

•日本
 38,633.71 USD

•アルゼンチン
 14,715.18 USD


政治体制(アルゼンチン)

大統領を元首とする連邦共和制国家であり、内閣、上下両院制の複数政党制議会を備える。大統領・副大統領ともに直接選挙で選ばれ、その任期は4年(かつては6年)。現職大統領の大統領選挙への再出馬(当選した場合は再選)は1回のみ認められている。

新自由主義への回帰

2015年11月の大統領選挙では、新自由主義政策による経済復興を主張した中道右派のマウリシオ・マクリが勝利した。

キチルネル時代以前に取られていた格差縮小や富の再分配の重視よりも、国際金融資本・グローバル資本の利益を重視して経済成長を目指す新自由主義を中心とした政策へと回帰しつつあるとされる 。

政体:立憲共和制 元首:マウリシオ・マクリ大統領 Mauricio MACRI(2015年12月10日就任、任期4年)

議会制度:二院制 議会概要(定員数、任期):上院(任期6年):定員72名 下院(任期4年):定員257名


経済(アルゼンチン)

IMFの統計によると、2013年のアルゼンチンのGDPは約6,103億ドルである。

世界21位であり、南米ではブラジルに次ぐ2位である。

一人当たりのGDPは14,709ドルで、こちらはウルグアイ、チリに次いで南米3位である。

アルゼンチンはメルコスール、南米共同体の加盟国である。

主要輸出品目は小麦、トウモロコシ、牛肉、ワインなどの農産物に加え、パタゴニアの石油と、近年は天然ガスも有望視されている。

ペロン政権以来、一貫した経済政策が採られなかったツケが回り、2002年(アルゼンチン通貨危機)には経済が破綻してしまったものの、2002年に変動相場制を導入してからは通貨安のために輸出が拡大してからは持ち直した。キルチネル大統領は、2006年7月9日の「独立190年記念式典」で、「われわれは国際通貨基金 (IMF) にチャオ(さよなら)を告げた。」と演説した。

IMFの干渉を排除するため百億ドル近い債務を完済し、2000年末の経済破綻直後の失業率24%を、2006年5月には11.4%にまで改善した。

さらに、2003年から2007年まで平均約8%の高成長を続け、2002年の経済崩壊以来の遅れから立ち直りつつある。とはいえ、再び上昇に転じた対外債務率、一向に回復しない内需および内需不振の主要な一因である国民の30%にまで拡大した貧困層の存在など、課題は山積している。

現在はメルコスール加盟国であることにより、南米諸国との経済交流の活発化による諸外国からの投資の増大に、経済の復活を賭けている。特にブラジル、ベネスエラとは政治面でも関係を深め、ベネスエラからの南米大陸縦断天然ガス輸送管の設立も計画している。

現在のアルゼンチンの課題は、この成長を維持したままどのようにして競争力のある新しい産業を育てるか、あるいは国内の法制度、政治文化などの歪みから来る投資リスクをいかに下げるかなどにかかっている。


軍事(アルゼンチン)

アルゼンチン軍は国防大臣によって指揮され、大統領が最高指揮官を兼ねる。兵制は志願兵制を採用している。

軍隊は陸海空の三軍の他に国家憲兵隊から構成される。歴史的にアルゼンチン軍は、チリやブラジルとの軍拡競争の結果もあり、ラテンアメリカで最もよく整備された軍隊だった。

アルゼンチンはブラジルと同じように建国以来軍部の力が強く、クーデターが日常的に起きる不安定な国だった。

建国以来初の敗戦となったマルビーナス戦争により軍の威信は落ち、民政移管後の1983年に長らく第一の仮想敵国だったチリとも国境線が確定され、核計画やアメリカ合衆国の肝煎りで進められていたミサイル計画が放棄されると軍は大幅に削減され、その後の幾つかの反乱計画も未然に終わるなど現在は政治力を減らしている。敗戦の結果から徴兵制を敷いていない国でもあるが、一部で復活を求める意見もある。

■ 陸軍
 アルゼンチン陸軍 (Ejército Argentino)は兵員4万1400人からなる。軍団3。空挺旅団1、機械化旅団1、などを擁す。

■ 海軍
 アルゼンチン海軍 (Armada de la República Argentina (ARA)) は兵員1万7200人からなる。8基地。潜水艦3隻、駆逐艦6隻、フリゲート7隻、航空隊作戦機21機、武装ヘリ14機、フランス製シュペルエタンダール11機、エグゾセ空対艦ミサイルなど。

■ 空軍
 アルゼンチン空軍 (Fuerza Aérea Argentina)は兵員1万2500人からなる。航空旅団8など。


通貨・アルゼンチン・ペソ

アルゼンチン・ペソ (peso) は、アルゼンチンの通貨単位。国際通貨コード (ISO 4217) はARS。

補助単位のセンターボ(1/100ペソ)も存在するが、インフレの進行で使用する機会がほとんどない為、実質的にはペソ単位へ一本化されている。

1992年1月のペソ導入時から2001年12月までは、インフレの抑制を期して「1米ドル=1ペソ」のドルペッグ制を採用。

自国通貨の発行量を保有外貨の範囲内に抑えながら、ハードカレンシーとの交換性を保証した結果、年率換算で5千%を超えていた悪性インフレは収束した。

2014年7月末日、アルゼンチン経済は2001年12月以来2度目のデフォルトに陥り、対外的な信用は更に傷ついた。

同年8月以降、ペソの下落傾向は顕著になっており、公定レートが対同年1月末比5%安の1米ドル=8.4ペソであるのに対し、個人間の実勢に基づいた取引では1米ドル=14ペソの大台を突破していた。


言語(アルゼンチン)

言語はスペイン語(リオプラテンセ・スペイン語)が公用語であり、アルゼンチンではエスパニョールではなくカステジャーノと呼ばれる。

ポルテーニョ(ブエノスアイレス市民)のアクセントはイタリア語のナポリ方言の影響が強く、ヨーロッパ移民、特にイタリア移民の影響により、ラ・プラタ地域で話されるルンファルドと呼ばれる独特の俗語が形成されてきた。

アルゼンチンはスペイン語圏でも二人称単数においてボセオ(Voseo)のみが全土で使用されている数少ない国であり、ボセオはアルゼンチンのアイデンティティとなっている。

スペイン語の他には英語、イタリア語、ドイツ語、フランス語、および多少の先住民言語なども使用されている。

標準ドイツ語は1,400,000人から1,500,000人のドイツ系アルゼンチン人によって話されているが、1,800,000人以上が話しているともいわれている。

ドイツ語は今日のアルゼンチンで第三か第四に多くの人々に話されている言葉である。

その他にも、調査によると、1,500,000人がイタリア語を話し、1,000,000人がシリア・レバノンのアラビア語を話している。


検索エンジン(アルゼンチン)

アルゼンチンで、よく使用されている検索エンジンは「Google」と言われております。

アルゼンチン国内のシェア率は、90%を超えていると言われているため、検索エンジン対策は、グーグル対策が軸となります。


日本とアルゼンチンの貿易

■ 日本の主要輸出品目:自動車の部品及び付属品(8708) エンジンの部品(8409) 自動調整機器(サーモスタット等)(9032) 手工具用又は加工機械用の互換性工具(8207) アクリル重合体(一次製品)(3906) エーテル、エーテルアルコール、エーテルフェノール(2909) 金属鋳造用鋳型枠、鋳型ベース、鋳造用パターン及び金属、ゴム又はプラスチック等の成形用の型(8480) はんだ付け用、ろう付け用又は溶接用の機器及び金属又はサーメットの熱吹付け用電気機器(8515) その他の持上げ用、荷扱い用、積込み用又は荷卸し用機械(昇降機及びロープウェー等)(8428) 核酸及びその塩並びにその他の複素環式化合物(2934)など

■ 日本の主要輸入品目:グレーンソルガム(1007) 甲殻類(0306) 銅鉱(2603) アルミニウムの塊(7601) 果実又は野菜のジュース(2009) とうもろこし(1005) 魚のフィレその他の魚肉(0304) 貴金属鉱(2616) ぶどう酒(2204) 天然はちみつ(0409)など

日系企業進出状況:企業数:47社(2015年10月)

在留邦人:11,726人(2015年10月)


実質GDP成長率(アルゼンチン)

2011年: 8.6(%)
2012年: 0.8(%)
2013年: 2.8(%)
2014年: 0.4(%)


名目GDP総額(アルゼンチン)

2011年: 560,3(10億ドル)
2012年: 607.6(10億ドル)
2013年: 622.1(10億ドル)
2014年: 544.7(10億ドル)


一人当たりの名目GDP(アルゼンチン)

2011年: 10,959(ドル)
2012年: 14,809(ドル)
2013年: 14,740(ドル)
2014年: 12,774(ドル)


消費者物価上昇率(アルゼンチン)

2011年: 9.5(%)
2012年: 10.04(%)
2013年: 10.62(%)
2014年: なし


失業率(アルゼンチン)

2011年: 6.7(%)
2012年: 7.2(%)
2013年: 7.1(%)
2014年: 7.2(%)


輸出額(アルゼンチン)

2011年: 83,950(100万ドル)
2012年: 78,591(100万ドル)
2013年: 74,297(100万ドル)
2014年: 67,424(100万ドル)


対日輸出額(アルゼンチン)

2011年:  835.0(100万ドル)
2012年: 1,172.0(100万ドル)
2013年: 1,376.7(100万ドル)
2014年:  744.0(100万ドル)


輸入額(アルゼンチン)

2011年: 73,937.0(100万ドル)
2012年: 68,514.4(100万ドル)
2013年: 74,002.7(100万ドル)
2014年: 65,249.0(100万ドル)


対日輸入額(アルゼンチン)

2011年: 1,415.0(100万ドル)
2012年: 1,509.0(100万ドル)
2013年: 1,522.2(100万ドル)
2014年: 1,350.5(100万ドル)


対米ドル為替レート(アルゼンチン)

2011年: なし
2012年: 4.54(ペソ)
2013年: 5.46(ペソ)
2014年: 8.08(ペソ)


アルゼンチン輸出まとめ

アルゼンチンは一時、高い経済成長率を示し、世界からも注目されておりました。

しかし、2001年のデフォルトに続いて、2014年7月、アルゼンチンはテクニカル・デフォルトに陥りました。

2014年のデフォルトを何とか乗り切った後の見通しは、楽観的なレポートも多く、また高い経済成長率に戻るであろう、という見方が大半でした。

ですが、昨今のアルゼンチンデータを見ている限りでは、不安がよぎります。

周辺諸国との貿易も盛んになっていると言われておりますので、緩やかな経済成長は見込めるかもしれませんが、以前のような勢いに戻れるのか?疑問が残ります。

上記データのように、経済面から見ても、2度のデフォルトに陥り、安定している国とは言えません。

ポテンシャルはある国なのですが、大きな改善が必要なのは確かです。

そのため、アルゼンチンへの輸出は、メインとして考えるのではなく、南米向けのサブという位置づけでもいいのではと感じております。

輸出先の経済状況を、しっかりと見極めた上で、輸出を進めていかないと大きな損をする可能性もあります。

アルゼンチン経済は、しっかりと持ち直すと思いますが、アルゼンチン輸出は、常に経済動向にも特に注意しながら進める事がポイントとなります。

アルゼンチン輸出の新しいデータや情報が入り次第、公開させていただきます。

セミナー情報

 

3つのセミナーをご紹介

「輸出」「外国人集客」「海外受注」

詳細はコチラ!

xree