越境ECの「市場規模」と「将来性」を経済産業省データから読み解く!!

経済産業省のデータを元に、越境ECの市場規模や将来性を読み解きます。


日本・米国・中国各国間の越境 EC 市場規模(2015)

日本の越境 BtoC(米国・中国)の総市場規模は 2,229 億円。

このうち、米国経由の市場規模は 2,019 億円、中国経由の市場規模は 210 億円。



米国の越境 BtoC(日本・中国)の総市場規模は 9,037 億円。

このうち、日本経由の市場規模は 5,381 億円、中国経由の市場規模は 3,656 億円。



中国の越境 BtoC(日本・米国)の総市場規模 16,398 億円。

このうち、日本経由の市場規模は 7,956 億円、米国経由の市場規模は 8,442 億円。


世界の BtoC EC 市場規模

世界の BtoC EC 市場規模はどのエリアにおいても拡大傾向にある。

背景には

 インターネット人口の増加
 マーケットプレイスや物流システムの充実
 決済機能多様化への対応等

 オンラインショッピングのインフラ整備
 越境 ECの機会増大

等が起因していると考えられる。

2015 年の世界の BtoC 電子商取引市場規模は 1兆 6700億USドルである。

対前年比成長率については、2015 年 25.1%の伸びがあり 2019 年まで対前年比 2 桁成長が見込まれている。


世界の各国別 BtoC EC 市場規模「成長率」(2015 年)

世界の各国別 BtoC 電子商取引市場規模を整理した表です。

電子商取引の上位9市場では、対前年比2桁成長をしていることが分かります。


世界の各国別 BtoCEC 市場規模 2014 年・2015 年

中国、米国の市場は世界的に見ても規模が大きい事が分かります。

特に中国における EC市場規模の拡大は目覚ましい。


越境 EC ポテンシャル推計(2015-2019年)

2019年までの推移を想定した越境EC市場規模のポテンシャルを推計した表です。

消費国としての規模の推計結果は、2015 年と 2019 年を比較した場合

 日本は約 1.50倍

 米国は約 1.57倍

 中国は約 2.94倍

の規模になると推計される。


越境EC経験者の割合

ペイパルと調査会社イプソスによる越境EC調査によると、過去1年間に越境ECを経験したことのあるインターネットユーザーの割合は

 米国で22%

 中国では36%である。

日本の割合(12%)は、他国と比べると割合が低い。


各国越境 EC における購入商品

日本・米国・中国各国の越境 EC における購入商品についてみると「衣類・アパレル」がすべての国で 1位である。

また共通の商品として「旅行」があげられている。

特徴的な商品について述べると

米国では第 3位に「おもちゃ・ホビー」

中国では第 2位に「化粧品・コスメ」
第 3位に「食品・アルコール」がある。

このように各国によって売れ筋商品が共通である商品と特徴的な商品に分かれる。


捕捉情報

捕捉として、アメリカでの決済手段と、中国のモールについて触れさせていただきます。


米国消費者の EC 上での決済手段

デビットカード及びクレジットカードを除いた米国消費者の決済手段は米国消費者の

「64%はペイパルを使用」しECサイトでの買い物を行っていることが判明した。

次いでアマゾンペイメント(15%)
グーグルウォレット(7%)
アップルペイ(3%)
スクウェア(2%)
ビットコイン(1%)という結果となっている。


中国の主要な EC事業者

中華全国商業情報センターによると、2014年中国小売業上位 100 社のうち、EC小売業者が7社入っている。

EC事業者の筆頭は中国EC最大手のアリババ集団の「天猫」である。

また、対前年比増加率が 100%(売上高が2倍)を超える企業は 7社中

 天猫

 京東

の2 社であり上位企業の躍進が特徴である。


越境ECまとめ

データからも、越境ECの市場規模は、年々増加している事が分かります。

その理由として

 世界経済・人口の伸び

 世界的なインターネットの普及

 スマホの台頭

など

先進国だけでなく、途上国でも同じようにEC市場 + 越境EC市場が拡大するため、年々チャンスは増えております。

データからも、越境ECをやらない理由が見当たりません。

日本では、まだまだ越境ECを行っている方は稀です。

しかし、数年後・十数年後には越境ECが当たり前となっている時代が来ます。

越境ECに参入したいと考えている方は、まずは、eBayでもいいので、商品を買ってみるなど、越境の取引を体験して下さい。

思っているよりも簡単で、国内のECと流れが大幅に変わらない事が分かるはずです。

越境ECが未経験だからこそ、不安が膨らみ、参入出来ない状態になっている方も多いです。

まずは、気軽に、海外の商品を買ってみて、海外との取引などを経験すれば、越境ECの概要を理解出来るため不安も減っていきます。

是非、本格的な越境EC参戦前に、体験から始める事をお薦め致します。

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