海外向けネットショップ開業・作り方のポイントを解説!

商工会議所でもお話させていただいた内容にプラスして、

弊社が培ってきた5年以上の知識・経験から、海外向けネットショップを始める際のポイントや注意点を解説させていただきます。


目次

海外向けネットショップは特別な物ではない!

海外向けネットショップと言うと、特別な言葉や新しい言葉と捉えている方も多いのですが、国内で運営されているネットショップと大きな違いはありません。

そのため、概要を掴んでしまえば、海外向けネットショップを始める事自体は、それほど難しい事ではありません。

今までに培ってきたネットショップの知識や経験を元に、海外向けネットショップとの細かな違いを理解していけばいいだけです。

そこで、弊社セミナーで解説している海外向けネットショップの始め方や注意点・ポイントをご紹介させていただきます。


世界GDP予測データを俯瞰する。

まず、海外向けネットショップを始める前に、世界のGDP予測データを見る事で、海外向けネットショップが狙い目だということを理解出出来ます。

資料:実績は IMF、予測は三菱総合研究所推計

上記データのように、日本は、十数年後にGDPで複数の国に抜かれる事が予測されております。

続いてのグラフは、2050年のGDP予測となります。

様々な企業のGDP予測が出ているのですが、日本は2050年頃には、世界ランキングが5位~8位の順位になっていると考えられております。

日本のGDPランキングが落ちるから、日本がダメになると言っているわけではありません。

このデータを見たいただき、爆発的に伸びている世界の市場を狙わなくてもいいのか?俯瞰して考えていただきたいのです。

海外販売や輸出となると、日本は無視しろ、日本はダメになるから、海外販売に力を入れるんだ、と思い込んでいる方がいるのですが、ポイントとして

「日本を含めた世界市場を見る必要がある」と考えております。

その上で、世界に目を向ける大きな理由としてリスクヘッジの観点もあります。

日本国内だけでビジネスを展開していれば、日本国内の景気や情勢に左右されます。

しかし、様々な国や地域から売り上げを確保出来れば、日本国内の景気だけに左右される事はありません。

更に、一部の地域の景気が悪くなっても、他の国や地域で売上をカバーする事も可能です。

ヨーロッパの反応が悪い、それでは、アジアからの売上を伸ばそう、と戦略を変る事も出来るのです。

世界規模でビジネスを考えると戦略の幅が広がり、日本国内だけの情勢に左右される事はありません。

一例ですが、様々な国や地域から売上があれば、ビジネスは安定します。

○日本国内の売上100万円

or

○様々な国から売上100万円

アメリカ 35万円
イギリス 15万円
ドイツ 15万円
カナダ 10万円
ロシア 10万円
スペイン 5万円
マレーシア 5万円
シンガポール 5万円

※あくまでもイメージです。

同じ売上でも安定も成長の度合いも異なります。

世界各国の伸びを考えても、海外向けネットショップを持たない理由はないのでは?と考えております。

国内のビジネスが順調だから、海外向けネットショップは必要ないと言われる方もいらっしゃいます。

ですが、先を見ている方は、今から海外向けネットショップを運営して、万が一、国内の売上が落ちた時でも対応出来るように備えた戦略を立てております。


海外向けネットショップ以外に選択肢はあるのか?

輸出や海外販売を始める際の選択肢として、海外向けネットショップ以外には

海外店舗や支店

海外展示会への出展

という選択肢が一般的ですが、海外に支店を出すには、数百~数千万円の資金が必要であり、展示会も数十万円から数百万円の資金はどうしても必要です。

さらに、展示会に出展したものの、取引が始まる事はなかった、ただ展示して終わりだったとうケースも少なくありません。

多くの中小企業が、初めからそれだけの費用をかけるのは大きなリスクが伴います。

そのため、弊社の考えとしては、海外向けネットショップから、始める戦略が有効だと考えております。

海外支店や展示会出展前にも、海外向けネットショップは活用可能です。

まず、海外向けネットショップで、どんな国から、どのような問い合わせや反応があるのか?テストする。

そのデータを元に、支店や展示会を出展する国や地域、プラス、商品を選定する事が可能となります。


海外向けネットショップが選ばれている理由

海外向けネットショップを始める方が非常に増えております。

そこで、選ばれている理由・メリットをご紹介させていただきます。

資金面

まず、資金面です。

海外向けネットショップは、お金をかけずに始める事が可能です。

すでにホームページやサーバーを持っているのであれば「0円」からスタートする事も可能であり、一から始めても「数千円」あれば海外向けネットショップを始める事も出来ます。

初期費用がかかりにくいという点は、大きなメリットです。

海外展示会に出展するとなっても、まとまった資金は必要であり、金銭面のリスクが伴います。

そのため、海外向けネットショップからスタートする戦略は中小企業・個人事業主には合っていると考えております。


個人でも始められ、会社の規模はあまり関係ない

海外向けネットショップは資金を抑えて始める事が出来るため、あまり会社の規模などは関係ありません。

海外のお客様も、商品を気に入っていただければ購入していただける傾向が強いため、個人事業主の方でも、海外販売は可能です。

海外向けネットショップに必要な物は、商品力であり、会社の規模ではありません。

そのため、会社の規模が小さいからと輸出や海外販売を諦める必要はありません。

会社の規模が小さくても、独自の商品を持っている、独自の技術がある、など、商品自体に力があれば、海外から利益を上げる事は十分可能です。

この点を考えても、海外向けネットショップは中小企業に適していると考えております。


「1個」からでも海外販売可能

海外向けネットショップの良い点として、1個からでも海外販売を行う事が可能です。

あまり個数がない商品や、手作りの品でも、問題なく販売する事が出来ます。

海外企業と取引となると、ある程度の個数やロットを要求されるケースが多いです。

しかし、海外向けネットショップであれば、自身の対応出来る範囲で、ビジネスを行えるので、運営面でもメリットがあります。


英語をしゃべる必要性は低い

海外向けネットショップを上手く活用出来れば、英語はほとんど必要ありません。

注文が来ても基本的にはメールのやり取りが主となるため、英語が話せる事は必須ではありません。

その上で、メールのやり取りも内容はほぼ決まっているため、無料の翻訳ツールや定型文を活用していただければ十分対応可能です。

そのため、英語が堪能なスタッフの方をすぐに雇う必要はないと考えております。

雇うとなると、かなりの固定費がかかります。

もし、同じ費用を使うのであれば、広告費などに充てて下さい。

そのほうが、費用対効果はいいケースが多いです。

英語が堪能なスタッフを雇うタイミングは、海外から数万円でも利益が上がってからでも遅くありません。

※お薦めの無料翻訳ツールとして

「Google 翻訳」がお薦めです。

翻訳の精度も年々上がっており、優秀なツールです。


海外向けネットショップは、受注も獲得出来る。

海外向けネットショップというと、販売だけと考えている方も多いのですが、商品販売に加えて、特注品などの受注も可能です。

弊社サイトの事例として、一つの海外向けネットショップから、30カ国以上、受注を獲得しております。

この海外からの受注獲得は、様々なビジネスで応用可能で、注文を受けてから商品を製作する事も、取り寄せる事も可能です。

この受注を上手く活用出来れば、大幅に売り上げを伸ばす事も可能となります。


海外向けネットショップは、商品開発・テストマーケティングも可能

海外向けネットショップを活用して、商品開発も可能です。

 海外向けネットショップに、試作品を並べてみる。

 その試作品が、どの国で、どのくらい見られているのか?

 問い合わせがどの国からきたのか?

と、世界各国の反応を見る事も可能であり、そのデータを元に新しい海外向け商品を製作する事も出来ます。

海外向けネットショップで反応を見る事で、曖昧な商品開発ではなく、実際に外国人の方の反応を見ながら商品テスト・開発が行えるため、無駄なコストを省く事も実現出来ます。

更に、国ごとにテストも可能です。

アメリカ向けや、アジア向けなど、細かくテストする事が出来るため、各国に合った商品を開発する事が出来る点は非常に有利です。

国や地域によっても、売れる商品は大きく異なる場合があります。

そのため、国ごとに細かいテストが、少資金で行える点は、思っているよりも効果的で合理的なテストマーケティングとなるのです。


海外展示会前に海外向けネットショップでテストも可能

海外の展示会に出展を検討されている方も増えていると思います。

出展する前にも海外向けネットショップは活用出来ます。

活用方法として、海外向けネットショップに世界中からアクセスを集め、どの国から、どんな反応・問い合わせがあるのか?どんな商品が見られているのか?

データを取る事で出展する国や地域、出展する際に並べる商品の選定などを行う事が可能です。

その上で、海外展示会に出展される場合にも海外向けネットショップが合ったほうが無難です。

理由として、海外でも、気になった企業や商品は、インターネットで検索される時代です。

検索をされた際に、何の情報もヒットしない、日本語でしか情報が出ないというのは問題があります。

そのため、海外展示会に出展される前には、海外向けネットショップ構築をご検討下さい。

展示会の対策ばかりで、インターネット検索の事を全く考えていないケースが目立ちますが、インターネット上に、自社・自身の情報がない事は大きなマイナスです。

是非、海外展示会出展前にも、テストマーケティング + 海外のお客様が検索される事を想定した対策をご検討下さい。


海外企業から取引の連絡が来るケースも

海外向けネットショップを運営していると、海外企業から扱いたいと、ご連絡をいただくケースも少なくありません。

この契約を獲得出来れば、自然と商品は売れていきます。

それも、一国だけでなく、複数の国の企業からご連絡をいただき販路が増えていったケースもあります。

海外向けネットショップを持ち運営していないと、中々、海外企業から問い合わせをいただくのは難しいのが現状です。

そのため、海外向けネットショップを持つ事は、世界販路拡大にも大きな影響を及ぼします。


海外向けネットショップを始める選択肢

海外向けネットショップと言っても多くの選択肢があります。

その選択肢の中でもメジャーな戦略をご紹介させていただきます。

海外向けネットショップ・大きな2択

海外向けネットショップを始める際の大きな2択として

モールを活用する。(eBayイーベイやAmazon.comマゾン・ドット・コムなど)

自社の海外向けネットショップを制作・運営する。

この2択が考えられます。


モール活用・メリット

まず、モールを活用する際のメリットをご紹介させていただきます。

eBay(イーベイ)やAmazon.com(アマゾン・ドット・コム)などのモールを活用するメリットとして

簡単に海外販売を始める事が出来る

始め方は非常に簡単で、登録さえ終えてしまえば、商品を海外販売する事が可能です。

アクセスを集める作業がいらない

eBayやAmazonを活用すれば、アクセスは自然と集まります。
(※モール内での集客戦略もありますが長くなるため省略)

自社の海外向けネットショップでは、自社でお客様を集める必要があります。

しかし、モールを活用すれば、モール自体に集客能力があるため、自然と自社製品へもアクセスがあり、商品が売れていく流れとなります。

※eBay(イーベイ)とは
世界最多の利用者を持つインターネットオークションサイトです。
日本でも有名なヤフーオークションの世界版と考え下さい。


モール活用・デメリット

続いて、モールを活用する場合のデメリットをご紹介させていただきます。

モールにも良い事だけでなく、デメリットもあります。

ライバル数、モール内の競争

モールは、手軽に参戦出来るため、ライバルも増える傾向があります。

そのため、商品自体に差別化がないと、薄利多売になるケースも多く、モール内で継続的に利益を上げ続けるには、商品面での戦略が必須となります。

アカウント削除、出店停止

モールでは、モール内の規則に従う必要があります。

そのため、モール側から、支持された事は、基本的には絶対です。

もし、無視するような事があれば、アカウントの削除や出店停止という処分を受ける場合もあります。


モール活用まとめ

モール活用は、手軽に始められる点と、集客面を考えても有効な手段と考えております。

しかし、ライバルの多さや、自由度の低さを考慮して、参戦しないと価格競争で消耗戦になる可能性があります。

そのため、モールに出店すればOKではなく、どのモールで、どんな商品を、どんな方に、いくらで販売するのか?

しっかりと考えた上で活用する事をお薦め致します。

モールは気軽に始められるため、年々競争が激化しているため、参戦にも注意が必要です。


モールではなく、自社海外向けネットショップを運営するメリット

モールを活用するのではなく、自社で海外向けネットショップを構築して運営する際のメリットをご紹介させていただきます。

ライバルに発見されにくい

モールなどを活用していると、ライバルに扱っている商品を発見される場合も多いです。

しかし、自社海外向けネットショップであれば、海外検索の仕方やキーワードなどを理解していないと、サイトを発見する事は難しいです。

そのため、ライバルに海外向けネットショップが発見されにくいという事は、真似されにくく、独占的に販売出来るケースもあります。

これは、想像以上に大きなメリットです。


海外向けネットショップを持つ上での選択肢

海外向けネットショップを持つ上でも選択肢があります。

その選択肢の代表例をご紹介させていただきます。

海外向けネットショップを持つ上での選択肢として

既存のサービスを活用する。(海外販売向けに対応したショッピングカートサービス)
※昨今、海外向けネットショップを手軽に持てるサービスが増えております。

自社オリジナルの海外向けネットショップを一から構築する。

海外向けネットショップを持つ場合でも、上記2択が考えられます。


海外販売向けに対応したショッピングカートを活用する。

昨今、海外販売向けに対応してショッピングカートを提供している企業が増えております。

そのサービスを活用すれば、と言えます。

カート機能や、管理画面・サポートなどが付いているため、初心者の方でも海外向けネットショップトを持つ事が可能です。

サービスを提供している企業例として

・live commerce (ライブコマース)
  や
・おちゃのこネット

などがあります。(似たサービスを提供している企業が多いため割愛)


海外販売向けに対応したショッピングカート活用・メリット

ショッピングカート活用の際のメリットをご紹介させていただきます。

簡単に始める事が出来る。

商品登録などが終われば、海外向けネットショップとして活用可能です。

海外向けネットショップに必要な基本的な機能はだいたい付いているので、構築などは楽なケースが多いです。

専門的な知識は必須ではない

管理画面から、商品登録などが行えるため、HTMLなどが分からなくても海外向けネットショップの管理や運営が可能です。

初期費用を抑えて海外向けネットショップを持てる

海外向けネットショップを制作する場合は、数万円~数十万円の費用がかかるケースが一般的です。

しかし、既存のサービスを活用すれば、数千円からでも海外向けネットショップの運営を始める事が可能となります。

ただし、毎月必要がかかるため、長い目で見ると自社で海外向けネットショップを構築したほうが安くなる場合もるので、数年や十数年単位で持った場合の費用はいくらになるのか?計算していただいたく事をお薦め致します。


海外販売向けに対応したショッピングカート活用・デメリット

ショッピングカート活用の際のデメリットをご紹介させていただきます。

基本的には大規模な変更は行えない

既存のサービスは、変更出来る箇所などに制限があります。

そのため、全てを自身の思い通りに出来るわけではありません。

決まっているからこそ、楽な部分と、枠があるため、自由度に制限があるという事を理解する必要があります。

アクセスを集める対策が必須

海外向けネットショップを持ったとしても、アクセスはありません。

そのため、多くの活用ケースでは、広告を利用してアクセスを集めております。

万が一、サービスが終了すれば、海外向けネットショップもなくなる。

サービスを提供している企業がなくなれば、海外向けネットショップもなくなる可能性が高いです。

もちろん、データなどを上手く活用出来れば復元する事も可能だと思いますが、容易な事ではありません。

手軽に始められる一方で、サービスが終了する可能性もある事を理解しておく必要があります。


海外販売向けショッピングカート活用前の注意点

海外販売向けに対応したショッピングカートは、様々な企業がサービスを提供しております。

評判がいいと紹介されても、自社・自身に合っているとは限りません。

そのため、多くのショッピングカートを体験して下さい。

ほとんどのショッピングカートには、体験期間が設けられております。

だいたい20日~30日程度、無料でショッピングカートを体験出来ます。

この期間を活用して、多くのショッピングカートに触れる事で、扱い易さや、自社が求めている機能があるのか?など、ショッピングカート操作性や機能を確認する事が出来ます。

面倒ですが、最低でも3件ほどは体験して下さい。

後で

・あの機能がない・・・
・あっちのショッピングカートにしておけばよかった・・・

は避けたいです。

安易に申し込みをするのではなく、体験して納得した上で、申し込みをする事をお薦め致します。

意外と、後であのショッピングカートのほうがよかったのかもと、悩まれている方が多いため、ショッピングカートを選ぶ際には、一度体験してみる事が重要となります。ご注意下さい。


自社オリジナルの海外向けネットショップを一から構築するメリット

自社オリジナルの海外向けネットショップを、一から構築する場合のメリットをご紹介させていただきます。

規約・規制がないため自由度が高い

海外販売向けショッピングカートを活用するケースと異なり、規制などはありません。

そのため、自身がイメージしている通りに、海外向けネットショップを構築する事が可能となります。

自由度が高いというと、あまりメリットに感じない方もいらっしゃるのですが、ここをもっと、こうしたいなど、細かい修正や改善なども、自由に行えるため運営していく上では大きなメリットがあります。

様々なWeb対策が取り易い

特に、サイト内部の対策などもオリジナルであれば自由に行えるため、Web対策の自由度も高いです。

内部SEOなどの観点からも、長い目で見ると非常に有利と言えます。


自社オリジナルの海外向けネットショップを一から構築するデメリット

専門的な知識・経験が必須

海外向けネットショップは、国内ECサイトと異なるポイントがいくつも存在しているため、海外向けネットショップを構築するための知識や経験が必須となります。

初期費用は高い傾向がある。

一から、オリジナルの海外向けネットショップを構築するとなると、数万円~数十万円の費用が必要となるケースが多いです。

そのため、海外向けショッピングカートサービスと異なり、初期費用は高い場合が多いです。

しかし、長い目で見た場合には、オリジナルで制作しておいたほうが安くなる場合もあるので、短期的な見方だけでなく、中長期でのコストも計算していただく必要があります。


海外向けネットショップを持つ上での・まとめ

海外向けネットショップを持つ上では、既存のサービスを活用するのか?

自社で、一から海外向けネットショップを構築するのか?

大きな選択肢があるのですが、扱う商品や、商品数によっても、どちらを選択するべきなのか大きく変わります。

商品数が、数千点や数万点の場合は、既存のサービスを活用したほうがいい効率面や費用面でも有利な場合があります。

一方、商品数が数点の場合や、受注に特化したサイトを構築したい場合は、オリジナルで一から海外向けネットショップを構築したほうがいい費用面が安くすむ場合もあります。

そのため、大きな選択肢がある事を理解し、どちらも、しっかりとご検討下さい。

費用面や、運用面で、どちらが自社に合っているのか?

ライバルが、既存のサービスを利用しているから自社も、と安易に選択するのではなく、しっかりと海外向けネットショップ運営前に、ご検討下さい。


「海外向けネットショップ + モール」の戦略もあり

今までは、海外向けネットショップか、モールかと選択肢をご説明させていただきましたが、両方を活用する事も可能です。

初めに、モール運営から始めて、売れる国や地域、売れる商品をテストしてから、自社オリジナルの海外向けネットショップの運営を始めるパターンや

オリジナルの商品であれば、モールも、海外向けネットショップも両方を活用する事で、様々なユーザーに商品をアピールする事が出来るため、売上を大幅に増やす事も可能です。

その上で、モールだけでは、アプローチ出来ない国や地域を、海外向けネットショップで狙うなどの戦略も可能なため、戦略の幅も大きく広がります。

更に、リスクヘッジからも有利な場合もあります。

モール出展の大きなデメリットとして

アカウントの停止や削除といった可能性が捨てきれません。

もし、モールだけの運営であれば、モールのアカウントを削除されれば売上もゼロになってしまいます。

しかし、モール運営だけでなく、自社で海外向けネットショップを運営していれば、いきなりゼロになるといいう最悪のパターンを回避する事も可能です。

ただし、「モール+海外向けネットショップ」を活用する場合でも、しっかりと、モール・海外向けネットショップのメリット・デメリットを理解した上で、自社の戦略にどう活用するのか、ご検討下さい。

ただ、両方使えばいい、楽だからイーベイだけでいい、は甘いです。

まずは、両方のメリット・デメリットを理解する事から始め、自社戦略を練っていただく事をお薦め致します。


一から海外向けネットショップを構築する上でのポイント

オリジナルの海外向けネットショップを構築する上でのポイントをご紹介させていただきます。

オリジナル海外向けネットショップの構築費はいくら??

オリジナル海外向けネットショップの構築費、制作費はいくらですか?

とご相談をいただくケースは多いのですが、どんな商品を扱うのか?によって費用は大幅に変わります。

例えばですが、10商品のサイトと、1万商品のサイトでは、見積もりが大幅に変わります。

更に、オリジナル海外向けネットショップから「受注を獲得したい」「デザインを理想の形にしたい」など

海外向けネットショップへの要望が増えれば、それだけ構築の手間も増えるため、費用は高くなります。

そのため、相場や噂で判断するのではなく、実際に自社の要望を伝えて、多くの見積もりを取る事がポイントとなります。

例として

A社
製作費  30万

B社
製作費  50万

C社
製作費  20万

D社
製作費  40万

4社の製作費平均が  35万になります。
B社は少し高いかな、C社は安いかなと判断することが出来ます。

このように、噂の相場を当てにするのではなく、自社の希望を伝えて、制作費を判断する方法が良いと考えております。

10社ほどと、見積もり、プラス、打ち合わせをすると、良い提案や、必要な機能・不要な機能も見えてくるため、お薦めです。

手間はかかりますが、どの企業に依頼するのかでも、海外向けネットショップの結果が大きく異なりますので、注意が必要です。

更に、制作後のアフターサービスや、修正など、どこまで対応してくれるのか?

どういったケースは費用がかかるのか?

しっかりと確認して下さい。

制作費は安いが、アフターケアーの費用が高いなど、後々に費用がかかるのであれば問題です。

制作した後に、修正などを依頼するケースは多いはずです。

この点もしっかりと確認して下さい。


海外向けネットショップ制作費が高い = 良いサイト ではない

オリジナル海外向けネットショップの見積もりが高いと、良いサイトが出来るのではと、考えがちですが、そうとは限りません。

費用が高くても、出来上がったサイトが酷い出来だったケースも多く存在しております。

そのため、複数の企業から見積もりをとり、なぜ費用がここまで変わるのか?

内容をしっかりと確認する必要があります。

アフターサービスの費用も含まれている・サポートが付いているなどは、多少高くても費用対効果は高いかもしれません。

ただ、制作費だけが高いケースもあるので、多くの制作企業と打ち合わせをする事は必須です。

間違っても、費用が高い=良いサイトが出来上がる とは考えないで下さい。

制作企業側から、納得のいく説明が得られない場合は、依頼するのを止めたほうが無難です。

最近では、翻訳費が以上に高いケースも見ておりますので、翻訳などの費用もしっかりとご確認下さい。


オリジナル海外向けネットショップ維持費は??

オリジナル海外向けネットショップを持つと、維持費が高いと思われている方もいらっしゃいますが、それほど維持費がかかる事はありません。

一般的な例として

・独自ドメイン
独自ドメインを自社で管理すれば、年間で1000円~4000円程度で取得可能です。

・レンタルサーバー
サーバーにもよるのですが、月々でも数百円~、サーバーを持つ事が可能です。

・決済代行費など
ドメインや、サーバー代以外に、かかる費用として、クレジットカードなどの決済代行費があります。

これもプランや契約する代行会社によって値段は様々なのですが、固定費は、数千円~と、そこまでの費用はかかりません。

そのため、毎月、数万円もかかるわけではありません。

決済をペイパルだけでスタートさせれば、年間でも1万円前後の費用でも、十分、オリジナル海外向けネットショップを持つ事が可能です。

国内ECサイトと比べても、大幅に維持費がかわる事はありません。


海外向けネットショップの決済について

海外向けネットショップの決済も様々な選択肢があります。

しかし、初めは、ペイパルだけでスタートしてもいいと思います。

その理由として、日本では知名度は低いペイパルですが、世界中で使用されている決済であり、スタートはペイパルだけで運営し、売れる国が判明したら、その国のユーザーに合せて決済サービスを増やしていく戦略が無駄もなく、費用対効果も高いと考えております。

初めから、様々な決済を取り入れても、売れなければ意味がありません。

まずは、アクセスを集めて売上を確保する事に費用をかけて下さい。

初めはアクセスもない状態のため、決済代行の固定費を、広告費に充てていただくほうが結果に繋がると考えております。

まずは、様々な決済よりも、アクセスを集める事を意識し、売れる国や地域・売上高・ユーザーの要望などに合せて決済を増やす事をお薦め致します。

決済方法は後でも増やす事が可能ですので、後々の対応でも問題ありません。


海外向けネットショップの「値段決め + 為替」について

海外向けネットショップを構築する際に、商品価格をドルで記載するケースが一般的です。

その際の注意点として、現在の為替相場のままで計算するのはリスクがあります。

一時期、ドルに対して、120円ほどに為替が動いた時期があります。

この時期に海外販売を始めた方の多くは、120円で計算をしておりました。

しかし、2016年頃では、100円~105円ほどを推移しております。

もし、120円で計算をしていると、為替の値が100円ほどに動けば、利益がなくなる可能性もあります。

そのため、100円~95円の間で計算しておくなど、為替の値にも余裕を持っておく事が大切です。

商品価格帯や利益率によっても為替に、どのくらいの余裕を持つか、ご検討下さい。

為替の影響を受けたくない方は「円」で決済している方もいらっしゃいます。

海外向けネットショップに並べる商品が「円」の表示でも売れる商品であれば、しっかりと売れていきます。

円で決済をすれば、為替の影響はないので、計算は楽になります。

為替に不安がある方は、スタートは「円」から始めてもいいと思います。

絶対に、アメリカドルで販売しなければいけないわけではありません。

他にも、ユーロなどの通貨が存在しておりますが、アメリカドルか円でご検討いただけば始めのうちはOKです。

フランスでよく売れるなど、傾向が分かれば、その段階で、ドル以外の通貨も検討される流れがお薦めです。


戦略なき多言語化の問題点

昨今の流行りとして、海外向けネットショップを多言語化するケースが目立ちます。

英語はもちろんの事、中国語、韓国語、フランス語、インドネシア語など、様々な言語で海外向けネットショップを読めるように対策がされております。

もちろん、様々な言語で、海外向けネットショップが読める事自体は良い対策だと思います。

しかし、今までに多くの多言語化サイトを見てきましたが、活用されている言語はほとんどが英語という場合も多く、多言語化が無駄になっているケースもあります。

ポイントとして、多言語化するにも、戦略が必要です。

どのようにして言語を選定しているのか?

大抵の場合は、需要も考えずに適当に、この言語があればいいのでは、と言語が選ばれているケースが多いです。

お金に余裕があるのであれば、いいのですが、その無駄な対策費を広告に充てたほうが売上に直結します。

更に、多言語化する事を考える前に、様々な言語でアクセスを集めるにはどうしたらいいのか?

この点を考える事も抜けているケースが多く、これでは多言語化しても意味がありません。

まずは、多言語化する必要性を考える。

多言語化する、言語を選ぶ際にも、なぜ必要なのか?考える。

そして、選んだ言語にどうやってアクセスを集める事が出来るのか?考える事が必須です。

見た目や、海外向けネットショップぽいからと、多言語化を安易に選ばれる方が多いのですが、しっかりと考え・戦略を練った上で多言語化する必要があります。

これから、海外向けネットショップを構築される事を検討されている方は、是非、言語選定から、多言語化まで冷静にお考えいただく事をお薦め致します。

様々な言語で読めるように作ったからといって、様々な言語でアクセスが集まるわけではありません。ご注意下さい。


海外向けネットショップ「翻訳」について

海外向けネットショップを制作する際に、翻訳を活用されるケースは多いと思います。

その際に、翻訳に非常にこだわる方もいらっしゃるのですが、翻訳にあまりにも費用をかけるのは意味がないと考えております。

依頼する内容にもよりますが、

フリーランス・SOHOの方に依頼すれば、一文字1円~

クラウドソーシングの翻訳サービスであれば、一文字4円前後~

翻訳を専門としている企業に依頼すると、一文字20円~

など、大幅に翻訳費が異なります。

依頼する文字数にもよるのですが、翻訳費が、かなりの費用になるケースも多いです。

しかし、翻訳費、一文字20円や、高いケースですと40円など、初めから、そこまで翻訳に費用をかけるのであれば、翻訳費を抑えて、その分を広告費に充てていただいたほうが売上に繋がります。

昨今のクラウドソーシングの翻訳サービスでも、翻訳の精度は非常に高まっておりますので、十分、海外の方に伝わる翻訳となっていると感じます。

続いて、翻訳を依頼する上でのポイントをご紹介させていただきます。

翻訳を依頼する際に、意識していただきたい点として、「日本特有の表現方法」があります。

「優美」「堪能」「気品」「奥行きのある色づかい」「空間を埋め尽くす」など
日本語は独特な表現法や言葉が数多く存在しており、翻訳を依頼する文章にも使用している場合があります。

もちろん、一般的に使われている日本語や、多少表現の難しい日本語でも翻訳は可能です。

しかし、日本特有の表現が多いと、翻訳自体の難易度は高くなり、出来上がった英文の中には外国人の方が読んでも分かり難い英文になってしまうケースもあります。

そのため、自身が作成した文章の表現を「別の簡単な表現」に変えられないか?ご検討下さい。

日本人が読むと淡泊と感じる文章でも、要点を押さえていれば英文にしても内容はしっかりと伝わります。

その上で、メリットとして「翻訳費」の節約にも繋がります。

最後に、可能であれば、納品された翻訳を、英語が出来る方、複数名にチェックしていただく事をお薦め致します。

一人だけでなく、複数の方に読んでいただければ安心です。

更に欲を言えば、文字だけですべてを伝えるのではなく、図や写真を多用される事をお薦め致します。

「翻訳した文章」+「図や写真」を活用する事で、多くの情報を、多くの国の方に伝える事が出来るのです。

英語が母国語でない方でも、図や写真が多ければ、内容が伝わります。

是非、翻訳を依頼する内容や、テキストだけでなく、図や写真なども活用されて海外向けネットショップを制作される事をお薦め致します。


海外向けネットショップ「デザイン」について

海外向けネットショップを構築される際の失敗例として、日本人好みのデザインに構築されているケースが目立ちます。

もちろん、日本人でもサイトデザインの好みは分かれるのですが、一般的には、楽天のようなデザインが好まれていると言われております。

バナーが多く、3カラムなど、日本人が作る海外向けネットショップでは多い傾向があります。(アジア圏の方は、日本人と好みが似ているため、受け入れられるケースもあります)

しかし、楽天のように海外向けネットショップを構築すると、特に欧米の方は見慣れていないため、良い反応を得られにくいケースもあります。

欧米サイトの代表格として「Amazon」があります。

左に、商品カテゴリーがあり、デザインとしてはシンプルと言えます。

更に、あまり色も多用しない傾向があります。

そのため、欧米を狙う戦略であれば、日本人の好みのサイトデザインではなく、日本人が見ると物足りないくらいに、シンプルでも初めは問題ないと思います。

初めはシンプルに制作しておき、アクセスや反応のある国や地域が分かってくれば、その国や地域に合せたデザインに変更していく流れが良いと考えております。

初めから、海外向けネットショップのデザインにこだわる意味はありません。

海外向けネットショップのデザインにこだわれば、こだわるほど費用もかかります。

初めはシンプルに制作しておき、その後、アクセスデータを見ながら、デザインを修正していく事をお薦め致します。


海外向けネットショップで「筆記体」を多用するマイナス点

海外向けネットショップを制作する際に、筆記体を活用されているケースが多いです。

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日本人は筆記体が好きなようで、筆記体で海外向けネットショップを制作するとかっこいいと感じるようです。

しかし、カテゴリーやボタンのテキストなどを筆記体にすると読みにくく、クリック率が低下しているケースもあり、見た目重視で、尚且つ、日本人の感覚で、安易に筆記体を選択するのはお薦め出来ません。

外国人の方に見てもらっても、読めない程、筆記体を崩した例もあり、筆記体を選ぶとしても限度があります。

特に筆記体に対して、こだわりがないのであれば、読みやすいフォントを選ぶ事をご検討下さい。

せっかく、アクセスしていただいたのに、筆記体でナビゲーションが上手くいかないなど問題です。

必ず、世界各国の方が見る事を考えて、海外向けネットショップは構築して下さい。

現在、海外向けネットショップをお持ちで、カテゴリーやボタンのテキストに筆記体を使用しているのであれば、テストでもいいので、他の読みやすいフォントもお試し下さい。

意外と、クリック率や、内部のアクセスデータが改善されるケースも多いです。ご検討下さい。


海外向けネットショップは特に「スマホの見た目・動作」を確認

世界各国からのアクセスデータを見ていると、スマホからのアクセスが非常に増えております。

国によっては、9割近くスマホからのアクセスというケースもあり、スマホ対策なしでは、海外向けネットショップは語れません。

それなのに、海外向けネットショップを制作しても、PCで見た目や動作確認をおこなう場合も多く、スマホの操作性などが疎かになっている事例も見られます。

スマホで確認するのは手間ですが、必ずスマホでも見た目のずれはないか?

動作・操作性に問題はないか?

確認する事が必須です。

更に言えば、アイフォンだけでなく、アンドロイド端末でも確認をして下さい。

国内ではアイフォンの使用率が高く、アイフォンだけで動作確認をしているケースも多いです。

しかし、世界のスマホシェアを見れば、アンドロイド端末が世界を席巻しております。

そのため、アイフォンだけで動作確認をするのは問題です。

必ず、アンドロイド端末でも動作を確認する事をお薦め致します。

もし、可能であれば、アンドロイド端末でも複数の機種で確認し、タブレットなどでも見た目や動作・操作性を見れば、まずは大きな問題はないと思います。

後は、アクセスデータのデバイスごとに、数値に大きな差がないかも定期的にご確認下さい。

稀に、一部の機種やデバイスで、デザインが崩れているケースもあるため、制作して終わりではなく、常に、ユーザーの行動にも注目していただく事をお薦め致します。


海外向けネットショップを制作すれば売上が上がるは誤解

海外向けネットショップを制作すれば、自然と海外からの売上が上がると考えている方がいらっしゃるのですが、誤解です。

海外向けネットショップでも、何もしなければアクセスは集まりません。

海外向けネットショップは流行りであり、多くの企業が海外向けネットショップを作り始めております。

しかし、しっかりと売上を上げている海外向けネットショップは少ないと感じております。

理由は単純です。

海外向けネットショップを制作しても、ほったらかしのケースが多いからです。

海外向けネットショップを制作する事は簡単です。

誰でも海外向けネットショップを持つ事が出来ます。

ですが、世界中からアクセスを集めて、利益を上げるには努力も時間もかけなくてはいけません。

作ってすぐに多くのアクセスが来て、多くの注文があるのは夢物語です。

海外向けネットショップは制作してからが本格的なスタートです。

海外向けネットショップは、ほったらかしでは意味がありません。

ただ、海外向けネットショップを持ちたいだけであればいいのですが、海外から売上を上げようと考えているのであれば、海外向けネットショップもWeb対策が必要です。


海外向けネットショップWeb対策・はじめの一歩

海外向けネットショップにも、Web対策は必須です。

何もしなければ、アクセスは集まりません。

そこで、海外向けネットショップWeb対策の概要と進め方を解説させていただきます。

世界の検索エンジンを知る理由とは

海外向けネットショップの場合には、世界の検索エンジンを知らないと、間違ったWeb対策を取ってしまう可能性があるため、世界の検索エンジンを知る事は重要です。

国内で有名なGoogle(グーグル)は、欧米のシェアが高いと言われております。

そのため、欧米からアクセスを集める場合には、グーグル対策が必須となるのです。

日本では高い知名度と人気を誇るYahoo(ヤフー)ですが、世界ではあまり使用されておりませんので、初期の段階ではあまり活用する機会はないと思います。

このように検索エンジンの情報が頭に入っていれば、狙う国ごとに柔軟にWeb対策を変更する事が可能となります。

まずは、世界各国でシェアの高い検索エンジンを知る事で、具体的な戦略を練るヒントとなります。

中国の検索エンジン大手……Baidu(バイドゥ)

バイドゥとは、中国の百度公司が提供している検索エンジンの名称です。中国語を中心とした全文検索を提供しており「中国のGoogle」とも呼ばれております。

韓国の検索エンジン大手……NAVER(ネイバー)

NAVER とは、韓国のNAVER Corporationが提供しているWeb 検索サービスの名称です。LINE(ライン)の親会社でもあります。

ロシアの検索エンジン大手……Yandex(ヤンデックス)

現在ロシア最大の検索エンジン、ポータルサイトです。

上記、3各国は、特に独自の検索エンジンのシェアが高いため、独自の検索エンジン対策が必要となります。

そのため、初めから上記、3各国を狙うのは少しハードルが高いかもしれません。

もし、特にこの国というこだわりがない場合は、グーグルのシェアが高い、欧米からスタートする戦略をお薦めしております。

中国が良さそうだからと安易に、検索エンジン・インターネット環境の情報を知らずに中国を狙うと、アクセスを集めるだけでも苦労する可能性があります。

必ず、輸出先の検索エンジン・シェア率などを調べて下さい。

その情報だけでも、問題点や新しい戦略が見えてきます。


SNS・アプリを活用する際の注意点

海外Web対策でも、SNSやアプリの対策は必要です。

しかし、世界中には数多のSNSやアプリが存在しており、尚且つ、常に増えているため、どのSNSやアプリを活用すればいいのか?悩まれている方も多いです。

そこで、SNSやアプリを活用する際の選択の仕方と注意点をご紹介させていただきます。

まず、SNSやアプリの選択の仕方ですが、検索エンジンと同じく、自社が狙う国で、どの程度、利用されているのか?調べる必要があります。

日本国内で人気のある、Twitter(ツイッター)ですが、世界中ではあまり利用されておりません。

Twitter(ツイッター)世界各国シェアの割合ですが、

1.アメリカ(24.9%)
2.日本(9.3%)
3.インドネシア(6.5%)
4.イギリス(5.6%)
5.ブラジル(4.3)

日本が2位であり、ユーザー数が伸びているのは、日本だけです。

世界的に見ればTwitter(ツイッター)のアクティブユーザー数は減少しております。

このデータを見ても、日本国内で有名だからと言って、海外Web対策で活用出来るとは限りません。

安易に、有名だからと、SNSやアプリを選択しても、狙っている国や地域で利用されていなければ意味がありません。

SNSやアプリを活用する前に、必ず、どの国でどのくらい利用されているのか?調べる事が需要です。

国内にはないデータでも、英語で検索していただくと様々なデータが出てきますので、日本語検索だけでなく、英語などの言語での検索もお薦めです。

英語が読めなくても、データは数字なので把握可能であり、文章もある程度は、ブラウザの翻訳機能などで把握する事も出来ます。

SNSやアプリで結果が出ていない初歩の初歩なのですが、意外と多いミスです。

必ずSNSやアプリを活用する際にも、ユーザー数などを調べた上でご活用下さい。


海外向けネットショップ・「海外発送」について

海外向けネットショップとなると、海外発送の知識は必須となります。

そこで、海外発送の仕方や注意点・ポイントをご紹介させていただきます。

海外発送はどの企業を選べばいいのか??

海外発送を行っている企業は数多く存在しております。

ですが、初めのうちは、郵便局が提供している「国際郵便」で問題ないと考えております。

全国の郵便局で対応していただける上に料金も安く、初心者の方でも分かり易いと思います。

伝票の書き方など、分からない部分があれば、郵便局の方に質問していただければ、丁寧に教えていただけます。

この点もお薦めしている理由の一つです。


郵便局・国際郵便について

国際郵便とは、
世界120カ国・地域に、30kgまでのお荷物を発送可能なサービスです。

様々なサービスがあるのですが、代表的なサービスをご紹介させていただきます。

EMS 国際スピード郵便

EMSは世界120以上の国や地域に30kgまでの商品を郵便局が扱っている中で一番速く届ける事が出来ます。追跡サービス・保険も付いています。保険は最高200万円までです。お届け日数はスムーズに配送されれば2日~5日で届きます。

SAL エコノミー航空

日本国内と到着国内では船便として扱い、両国間は航空輸送するので、船便より速く、航空便より安い発送方法です。お届け日数はスムーズに配送されれば6~14日で届きます。

船便

船で輸送される方法で、日数は掛かりますが、一番安い発送料金です。お届け日数は1~3ヶ月程度です。

○送る荷物の種類について

国際小包

航空便、船便、エコノミー航空(SAL)便の3種類の発送手段が選べます。
個数により10~20%の料金割引があります。
長辺 1.5m以内・長さ+胴回り 3m以内・重量 30kg(国によって20kg)まで

小形包装物

小形の物品をEMS(国際スピード郵便)や小包より安く送ることができます。
航空便扱い・船便扱いのほか、エコノミー航空(SAL)便扱いができる国があります。
長さ+幅+厚さ=90cm、ただし、長さの最大は60cm、最大重量2kgまで送ることができます。

●住所の書き方

1段目 : From 名前 名字
2段目 : アパートなど建物名・部屋番号(ある場合)
3段目 : 番地、丁・町村
4段目 : 郡市、都道府県
5段目 : 郵便番号、国

国内とは基本的には書き方が逆となります。

●国際郵便を活用して荷物を送る際の目安として、

高額商品を速く届けたいならば
「EMS」を選択

小さく安い商品で送料を抑えたいならば
「小形包装物のSAL便」を選択

大きな商品で送料を抑えたいならば
「国際小包の船便」を選択

注意点として、配送に保険・追跡が付いているのか、しっかりと海外のお客様に説明して下さい。
トラブルを未然に防ぐ意味でも非常に大切な事です。

海外発送は国内と違い確実に到着する保証はありません。高額商品は必ず保険を付けるようにしましょう。


郵便局・国際郵便、活用の注意点

まず、国内発送と海外発送の大きな違いとして発送費の算出方法が異なります。

国内発送で多い計算方法は「梱包サイズ」です。

しかし、海外発送ではサイズではなく「重量」で発送費が計算されるケースが多いです。

そのため、日本の感覚だけで発送費を決めつけるのではなく、実際に梱包した商品の重量を計測して、発送費を算出して下さい。


送る前に確認する事

海外発送のトラブルとして、送り先の住所が間違っていたというケースを耳にする事があります。

特にペイパルを使用している場合には、購入者様のメールアドレスや住所などの情報が分かるため、その情報を鵜呑みにして、確認もせずに商品を発送し、商品が届かないとクレームになるケースもあります。

そのため、海外発送の際にも、住所はしっかりと確認して下さい。

国内取引でも基本中の基本ですが、住所をしっかりと確認している方は少ないと思います。

購入者様に住所の確認をしていただく際のポイントとして「住所の確認だけのメール」を送る事をおススメ致します。

確認事項が多くメールが長文になっている中に、住所確認の一文が入っていても、見逃してしまう可能性が高いため、住所確認のためだけのメールを送る方法をおススメ致します。

住所の確認など些細な事と軽視するかもしれませんが、トラブルを未然に防ぐ意味でも非常に大切な事です。

後は、住所や購入者様のお名前の記載ミスなども起こり易いので記入後に再度確認して下さい。


「インボイス」と「アンダーバリュー」について

海外発送の際に「インボイス」を記載する必要があります。

インボイスとは「納品書」「送り状」の意味です。海外発送する荷物の中味を英文で説明する書類のことを言います。貨物通関手続きには不可欠な書類で、商品の発送や納品明細書、請求書などの役割を果たします。海外へ発送する荷物には
すべてこのインボイスをつけなければいけません。

記載項目は品名・数量・価格・代金の支払い方法など、明細書にもなります。

インボイスは「内容物の情報」と「記載内容」が一致しなければなりません。

しかし、インボイスの商品価格を安く書くことで、関税を抑えてほしいという要望が、たまに海外のお客様からあります。ですが、絶対に商品価格記載を安くしてはいけません。

このような行為を「アンダーバリュー」と言います。

アンダーバリュー(英:Under Value)とは、貿易における不正取引の一つ。
関税の支払いを安く抑えるために、輸入通関時におけるインボイスの単価・金額等を実際の取引上の金額よりも安く表示させ、 後日実際の取引上の金額にて送金すること。一種の脱税であるため、刑事罰の対象となる。(Wikipedia参照)

海外のお客様によっては、アンダーバリューに応じなければ商品を購入しないという方がおります。

しかし、アンダーバリューに応じてはいけません。

アンダーバリューについて、しっかりと説明を行い絶対に応じない事を伝えて下さい。


海外発送時の梱包について

海外発送となると、どうしても特別な梱包が必要と考えてしまう方もいらっしゃるのですが、基本的には国内で発送している梱包で大きな問題はないと思います。

理由として、日本の梱包は世界でも高いレベルにあります。

そのため、日本で活用されている梱包の仕方でも十分、海外発送に耐えうるケースが多いです。

不安な方は、一度、海外にいる知り合いに荷物を送ってみるなど、テストする事をお薦め致します。

梱包自体にもコストがかかるため、海外用に新たにダンボールなどを用意するだけでも手間や在庫管理が発生致します。

その上で、梱包が過剰になった分、重量が増し、海外のお客様からクレームをいただいた事例もあります。

海外発送だからと言って、過剰に梱包するのは問題です。ご注意下さい。


海外向けネットショップで狙いにくい国や地域とは!?

海外向けネットショップも万全の戦略とは言えません。

ECサイトを駆使するため、インターネットの環境がしっかりと整備されていない国や地域では当たり前ですが、海外向けネットショップは機能しません。

更に、狙う事が難しい国や地域として、PCやスマホの普及率の問題もあります。

インターネットの環境が改善されていても、インターネットを見れるデバイスの環境も考える必要があります。

しかし、このような国や地域でも、凄まじい勢いで成長している国は多くあります。

そのため、現在、狙い目とは言えない国でも、数年先や、十数年先には非常に大きな取引先として発展している可能性も大いに考えられるのです。

世界の人口は、70億人を突破しておりますが、海外向けネットショップを利用してくれる人は、ごく一部の人だけとお考えの方もいらっしゃいます。

確かに、70億人居ても、海外向けネットショップを活用出来る層の方はごく一部である事は間違いありません。

ですが、現時点の事だけを考えずに、数年・十数年先の事も考えて戦略を練る必要があります。

日本の人口は減る一方ですが、世界の人口は「2030年」には「85億人」ほどになっていると試算されております。

この爆発的な人口増加を考えても海外向けネットショップを初めておいて損はない戦略です。

現時点で、狙いたい国のインフラが整っていない状態でも、数年先の事を考えて、海外向けネットショップの運営をスタートさせておけば、十分なアドバンテージとなります。

目先だけの戦略ではなく、数年・十数年先の事を考えて戦略をご検討下さい。


海外向けネットショップは当たり前の時代が来る。

インターネットが普及し始めた頃は、ホームページを持っている企業が少ない時代でした。

しかし、現代は、インターネットの普及に加え、どこのお店もホームページを持っている時代が到来しております。

この流れを考えると次は「海外向けネットショップ・海外向けホームページ」を持つ事も当たり前の時代が到来するはずです。

必ず、ライバル企業も海外向けネットショップを運営する時代が来ます。

その当たり前の時代が来る、少し前から海外向けネットショップを運営しているだけでも、Web対策上、有利に立ち回る事が可能となります。

すでに海外向けネットショップを始めている方は、時が過ぎれば、その分、アドバンテージが増えていく事となります。

いずれ始めるのであれば、ライバルよりも先に始める事をお薦め致します。


海外向けネットショップ・最後に

海外向けネットショップは、費用面や時間効率などを考えても中小企業が海外販売を始めるには現実的だと考えております。

解説させていただいたように使い方によっては、海外向けネットショップはテストマーケティング・商品開発などにも応用可能であり、戦略の幅が広い事も大きなメリットです。

ただし、始める前の最後のポイントとして

「海外向けネットショップでも大きく始めるのではなく、小さく始めて小さな失敗を多くする」事を意識して下さい。

初めから、大きな資金でスタートすると、失敗も大きなものとなり、海外向けネットショップを2度としないと心が折れてしまうケースもあります。

そのため、資金を抑え小さく始めて、徐々に大きくしていけば、リスクも抑える事が可能で、尚且つ、心にも余裕を持てる事も意識してほしい良い点です。

後は「短期的に結果を出す」とは考えずに、長い目で見ていただく事も大切なポイントです。

多くの方は、数か月で結果を出そうと躍起になります。

しかし、初めて海外向けネットショップを行うのに、数か月で結果を出すのは、かなりハードルが高いです。

必ず、実施する期間にも余裕を持ち、1年・2年と長いスパンで戦略を進めて結果を出すようにお考え下さい。

資金・心・期間にも余裕を持って海外向けネットショップの戦略を進めていただければ幸いです。

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