エジプト輸出の基礎データ!ネット海外販売のポイントもご紹介!

ジェトロなどのデータを元にエジプト輸出・海外販売の基礎データや貿易データをご紹介させていただきます。

最後に、輸出する上でのポイントや注意点も解説させていただきます。


エジプト基礎情報

■ 国・地域名 : エジプト・アラブ共和国 Arab Republic of Egypt

■ 面積 : 100万1,450平方キロメートル(日本の2.65倍)

人口 : 9,009万人(2016年1月1日)

■ 首都 : カイロ

言語 : アラビア語

■ 宗教 : イスラム教(92%)、コプト・キリスト教(6%)

エジプト・アラブ共和国は、中東・アフリカの共和国。

西にリビア、南にスーダン、北東にイスラエルと隣接し、北は地中海、東は紅海に面している。

南北に流れるナイル川の河谷とデルタ地帯(ナイル・デルタ)のほかは、国土の大部分が砂漠である。ナイル河口の東に地中海と紅海を結ぶスエズ運河がある。


GDP推移(エジプト)

● アメリカ合衆国
 16.77兆 USD

● 日本
  4.92兆 USD

● エジプト
   2720億 USD


1人当たりのGDP(エジプト)

● アメリカ合衆国
 53,041.98 USD

● 日本
 38,633.71 USD

● エジプト
  3,314.46 USD


政治体制(エジプト)

国家元首の大統領は、立法・行政・司法の三権において大きな権限を有する。また国軍エジプト軍の最高司令官でもある。大統領の選出は、直接選挙による。任期は4年で、三選禁止となった。

政体:共和制 元首:アブデルファッターハ・エル・シシ Abdel-Fattah EL-SISI
議会制度:一院制 議会概要(定員数、発足年、任期):定員:596名(2016年発足、任期5年)


軍事(エジプト)

中東有数の軍事大国であり、イスラエルと軍事的に対抗できる数少ないアラブ国家であると目されている。

2010年11月見積もりの総兵力は468,500人。

予備役479,000人。兵員数は陸軍34万人(軍警察を含む)、海軍18,500人(沿岸警備隊を含む)、空軍3万人、防空軍8万人。

内務省管轄の中央治安部隊、国境警備隊と国防省管轄の革命国家警備隊(大統領親衛隊)の準軍事組織が存在する。


経済(エジプト)

2010年のエジプトのGDPは約2168億ドル(約17兆円)でありアフリカでは屈指の経済規模でありBRICsの次に経済発展が期待できると言われているNEXT11の一国にも数えられている。

しかし、スエズ運河収入と観光産業収入に依存するところが大きく、政情に左右されやすい。

かつては綿花の世界的生産地であり、ナイル川のもたらす肥沃な土壌とあいまって農業が重要な役割を果たしていた。

しかし、通年灌漑の導入によってナイルの洪水に頼ることが少なくなった上、アスワン・ハイ・ダムの建設によって上流からの土壌がせき止められるようになった、そのため、ダムによる水位コントロールによって農地が大幅に拡大し、農業生産高が格段に上がったにもかかわらず、肥料の集中投入などが必要になったためにコストが増大し、近年代表的な農業製品である綿製品は価格競争において後塵を拝している。

1970年代に農業の機械化及び各種生産業における機械への転換により、労働力の過剰供給が見受けられるようになり、都市部に流出し、治安・衛生の悪化及び社会政策費の増大を招くも、80年代には、石油産業従事者の増大に伴い、農業において労働力不足が顕著となる。

この為綿花及び綿製品の価格上昇を招き、国際競争力を失った。1990年代から、IMFの支援を受け経済成長率5%を達成するが、社会福祉政策の低所得者向け補助の増大及び失業率10%前後と支出の増大に加え、資源に乏しく食料も輸入に頼るため、2004年には物価上昇率10%に達するなどの構造的問題を抱えている。

現状、中小企業育成による国際競争力の強化、雇用創生に取り組んでいるが、結果が出ていない。


人口(エジプト)

エジプトの人口は、8254万人(2013年1月現在)で、近年急速に増大し続けている。

年齢構成は0から14歳が33%、15から64歳が62.7%、65歳以上が4.3%(2010年)で、若年層が非常に多く、ピラミッド型の人口構成をしている。

しかし、若年層は更に増加傾向にあるにも関わらず、経済はそれほど拡大していないため、若者の失業が深刻な問題となっており、2011年エジプト騒乱の原因のひとつともなった。

年齢の中央値は24歳である。人口増加率は2.033 %。


通貨・「エジプト・ポンド」

エジプト・ポンドは、エジプトで現在使われている通貨。アラビア語ではよくギニー(ギネー)と呼ばれる。ISOコードではEGPとなる。

また補助単位としてピアストル (Piastre=Pt) があり、為替レートは2015年5月-2016年4月は1E£=12-16.5円の間で推移している。

紙幣は100E£、50E£、20E£、10E£、5E£、1E£、50Pt、25Ptがあり、硬貨は25Pt、20Pt、10Pt、5Pt、2Pt、1Ptがある。


言語(エジプト)

現在のエジプトではアラビア語が公用語である。

これは、イスラムの征服当時にもたらされたもので、エジプトのイスラム化と同時に普及していった。ただし、公用語となっているのは正則アラビア語(フスハー)だが、実際に用いられているのはアラビア語エジプト方言である。

古代エジプトの公用語であったエジプト語(4世紀以降の近代エジプト語はコプト語の名で知られる)は、現在では少数のキリスト教徒が典礼言語として使用するほかはエジプトの歴史に興味を持つ知識層が学んでいるだけであり、これを話せる国民は極めて少ない。

日常言語としてコプト語を使用する母語話者は数十名程度である。他には地域的にヌビア諸語、教育・ビジネスに英語、文化においてはフランス語なども使われている。


検索エンジン(エジプト)

エジプトで、よく使用されている検索エンジンは「Google」と言われております。

エジプト国内のシェア率は、90%を超えていると言われているため、検索エンジン対策は、グーグル対策が軸となります。


日本とエジプトの関係

両国の外交関係は、日本がエジプト王国の独立を承認した1922年に確立された。

外交関係樹立以来、第二次世界大戦中を除けば親しい関係が続いており、身分の高い外交官も何度か訪問している。主要なものに、日本の首相・村山富市による1995年のエジプト訪問や、ムバーラク大統領による1983年、1995年、1999年の数回にわたる日本訪問がある。

両国は相互に大使館を設置しており、駐日エジプト大使によって「とても強い友好関係」にあると評価されている。

現在、この二国は、経済・貿易関係で大きな関係を持っている。

日本は、エジプトは中東の中心的存在になると考えており、エジプトをこの地域内での外交上不可欠な国としてみている。

二国の指導者は、中東の和平に関する問題について互いに支援し合っていることで知られている。

二国間には、両国の互いの利益進展の調査を行う協議会を置いている。

2015年11月時点で、997人の日本国民がエジプトに在住する。

2009年には90,000人の日本人がエジプトを訪れ、2007年には3,500人のエジプト人が日本を訪れた。


日本とエジプトの貿易

日本の主要輸出品目:輸送機器(42.6%)、一般機械(19.3%)、鉄鋼(10.7%)

日本の主要輸入品目:鉱物性燃料(53.5%)、食料品(13.7%)

■ 日本企業の投資件数と投資額(日本企業の投資額)

・2010 / 2,740万ドル
・2011 / 3,670万ドル
・2012 / 9,840万ドル
・2013 / 6,640万ドル (暫定値)
・2014 / 5,060万ドル (暫定値)

日系企業進出状況:企業数:49社

在留邦人:997人(2015年10月1日現在)


実質GDP成長率(エジプト)

2011年: 1.9(%)
2012年: 2.2(%)
2013年: 2.1(%)
2014年: 2.2(%)


名目GDP総額(エジプト)

2011年: 218,5(10億ドル)
2012年: 262.2(10億ドル)
2013年: 285.4(10億ドル)
2014年: 301.5(10億ドル)


一人当たりの名目GDP(エジプト)

2011年: 2,930(ドル)
2012年: 3,183(ドル)
2013年: 3,374(ドル)
2014年: 3,474(ドル)


消費者物価上昇率(エジプト)

2011年: 11.8(%)
2012年:  8.6(%)
2013年:  6.9(%)
2014年: 10.1(%)


失業率(エジプト)

2011年: 12.0(%)
2012年: 12.6(%)
2013年: 13.2(%)
2014年: 12.9(%)


輸出額(エジプト)

2011年: 217,549(100万ドル)
2012年:  29,240(100万ドル)
2013年:  28,893(100万ドル)
2014年:  26,692(100万ドル)


対日輸出額(エジプト)

2011年: 2,498(100万ドル)
2012年:  999(100万ドル)
2013年:  462(100万ドル)
2014年:  359(100万ドル)


輸入額(エジプト)

2011年: 428,877(100万ドル)
2012年:  67,522(100万ドル)
2013年:  65,152(100万ドル)
2014年:  68,188(100万ドル)


対日輸入額(エジプト)

2011年: 9,482(100万ドル)
2012年: 1,567(100万ドル)
2013年: 1,408(100万ドル)
2014年: 1,507(100万ドル)


対米ドル為替レート(エジプト)

2011年: なし
2012年: 6.31(エジプト・ポンド)
2013年: 6.94(エジプト・ポンド)
2014年: 7.14(エジプト・ポンド)


エジプト輸出まとめ

エジプトは、2010年に経済成長率が5%を超え、NEXT11にも数えられるほど、有望とされている国です。

しかし、2011年の暴動により、外国からの投資や観光収入が激減した事で、一時期は、経済成長率が1%~2%前半を推移しておりました。

2015年からは、経済も回復傾向にありますが、問題点も多いと感じます。

まず「治安」を安定させる事がエジプトの経済成長率に大きな影響を及ぼすと予測されております。

投資や観光は、治安の影響を大きく受けるため、政治面でも治安を安定させる事が出来るのか?

更に、インフレや失業率の高さをどう克服していくのか?

常に数値の変化を見ていく必要はあると思います。

エジプトは伸びてくる国だと思いますが、治安の問題や中東情勢も大きく影響するため、エジプトだけでなく、エジプト周辺の情報収集も行いながら、エジプト輸出を進めていただければと思います。

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