インド輸出の基礎データ!ネット海外販売のポイントもご紹介!

ジェトロなどのデータを元にインド輸出・海外販売の基礎データや貿易データをご紹介させていただきます。

最後に、輸出する上でのポイントや注意点も解説させていただきます。

インド基本情報

■ 国・地域名 : インド India 面積:328万7,263平方キロメートル(日本の約8.8倍)

■ 人口 : 12億1,019万人(2011年センサス)※センサスは10年ごとに発表

■ 首都 : デリー 人口1,675万人(2011年人口センサス)

■ 言語 : ヒンディー語、英語、ウルドゥー語、ベンガル語

■ 宗教 : ヒンドゥ教(79.8%)、イスラム教(14.2%)、キリスト教(2.3%)、シーク教徒(1.7%)、仏教(0.7%)など(2011年センサス)

■ 公用語 : ヒンディー語(連邦公用語)、英語(準公用語)

1947年にイギリスから独立。

インドは南アジア随一の面積と世界第2位の人口を持つ大国である。

12億人を超える国民は、多様な民族、言語、宗教によって構成されている。

連邦公用語はヒンディー語、他にインド憲法で公認されている州の言語が21である。

また有権者8億人の世界最大の民主主義体制国家でもある。

中央政府とは別に各州に政府があり大臣がいるため、州政府が一定の独立性を確保している。

主な言語だけで15を超えるため、インド政府が発行する紙幣には18の言語が印刷されている。

国花は蓮、国樹は印度菩提樹、国獣はベンガルトラ、国鳥はインドクジャク、国の遺産動物はインドゾウである。

インドの経済は、農業、工業、鉱業、ITサービス産業と多種多様の分野に富んでいる。

労働力人口の3分の2が直接、或いは間接的に農業で生計を立てている一方、製造業とサービス業は急速に成長している部門であり、インドの経済に重要な役割を担うようになってきている。

アジア開発銀行(ADB)は、インドの中間層が向こう15年間で人口の7割に達するとの見方を2011年に発表した。


GDP推移(インド)

•アメリカ合衆国
 16.77兆 USD

•日本
  4.92兆 USD

•インド
  1.877兆 USD


1人当たりのGDP(インド)

•アメリカ合衆国
 53,041.98 USD

•日本
 38,633.71 USD

•インド
 1,498.87 USD


政治体制(インド)

政体:連邦共和制 元首:プラナブ・ムカジー大統領 Pranab Mukherjee (2012年7月25日(任期5年)、1935年12月11日生まれ)

議会制度:二院制 議会概要(定員数、発足年、任期):上院・州会議(ラジャ・サバー)  定数 245名、 任期6年 下院・人民会議(ロク・サバー)  定数 545名、 任期5年


経済(インド)

インドの経済は、1991年以降、経済改革に取り組み、特に2003年以降は概ね年間7%から9%、2010年度も8.5%の高い経済成長率を達成している。

インド政府はIT産業の他、自動車部品・電機・輸送機器といった分野も伸びており、加えて産業規模は小さいもののバイオ・医薬品といった産業の発展に力を注いでいる。

労働力に関して言えば、インドの労働力人口は2050年にかけて毎年約1%ずつ増加していくと見込まれており、その豊富な労働力が成長の礎となることが予想されている。

また、それらの人口は将来的に実質的な購買力を備えた消費者層(=中間層)となり、有望な消費市場をもたらすものと考えられている。

IMFによると、2013年のインドのGDPは1兆8706億ドル(約190兆円)であり、世界第10位である。

しかし人口が莫大なため1人当たりのGDPは1,504ドルと世界水準の20%程にも及ばず、インド洋を隔てて南東に位置するスリランカと比べると半分ほどに留まっている。

2012年にはGDP購買力平価PPPベースで、日本を抜いて世界3位になった。

経済の長期展望をする目安となる人口は2060年年ごろまで増加を続けるとされる。

インドが中国を抜いて世界一の人口大国になるのは2028年と予測され、この時点でインドの人口は14億5000万人に達する。

■ 第一次産業

農業をはじめとする第一次産業は、世界第2位の規模を誇り、植物育種や灌漑設備の整備、農薬の普及といった「緑の革命」を実施し、独立後60年あまりで人口が12億人にまで増えたにもかかわらず、自給自足達成国となった。

■ 第二次産業

インドは世界第14位の工業生産国であり、2007年において工業でGDPの27.6%、労働力の17%を占める。

■ 第三次産業

IT時代の到来と英語を流暢に話し教育された多くの若者たちによりインドは、アフターサービスや技術サポートの世界的なアウトソーシングの重要なバックオフィスとなりつつある。

インドはソフトウェアや金融サービスにおいて、高度な熟練労働者の主要な輩出国となっている。


通貨・インド・ルピー

インド・ルピー(India Rupee)は、インドの通貨の単位のひとつである。英字では「Rs」と、ISO 4217では「INR」と表示される。

インド・ルピー通貨の発行はインド準備銀行が実施している。補助単位として「パイサ(単数:Paisa、複数:Paise)」があり、1ルピー=100パイサである。2010年7月15日「Rs」に代わる通貨記号として「Indian Rupee symbol.svg」の採用を決めた。

■ ルピー記号
2009年3月にインド政府はルピー記号のデザイン公募を発表。2010年予算審議の際ムカージー財務大臣は「新しい通貨記号はインドの文化的特徴を表すものになるだろう」と述べた。最終的に5案に絞られ、2010年7月に内閣がインド工科大学出身のデザイナー、クマルの案に決定し発表した。

■ 紙幣
1996年に発行開始され現在流通している紙幣は「マハトマ・ガンディー」シリーズと呼ばれる。5ルピー、10ルピー、20ルピー、50ルピー、100ルピーの5種がある。17カ国語(英語とヒンディー語が表面、残りの15カ国語が裏面)で額面の記載がある。ATMでは100ルピー、500ルピー、1.000ルピーが使用されていることが多い。

■ 使用言語
インドでは公用語が多数に渡るため、紙幣の言語には、表面にヒンディー語・英語、裏面には、アッサム語・ベンガル語・グジャラート語・カンナダ語・カシミール語・コンカニ語・マラヤーラム語・マラーティー語・ネパール語・オリヤー語・パンジャーブ語・サンスクリット・タミル語・テルグ語・ウルドゥー語の合計「17言語の言葉」で書かれている。


検索エンジン(インド)

インドでもっとも利用されている検索エンジンは「Google」と言われております。

シェアでは、調査会社によっても異なるのですが、80%~90%を「Google」が占めていると言われております。

そのため、インドの検索エンジン対策は「Google」対策が基本となります。


国旗(インド)

1931年にインド国民議会が定めた3色旗を基にしたデザイン。

トップのサフラン(オレンジ)色はヒンドゥー教を、または勇気と犠牲を意味する。

緑色はイスラム教を、白は平和と真理を意味し両宗教の和合を表している。

中央には、アショカ王の記念塔になぞらえたチャクラ(法輪)がデザインされている。

なお法輪の中の24本の線は1日24時間を意味する。チャクラは、仏教のシンボルであるため、上記2宗教と合わせて、世界四大宗教のうち3つが象徴されている。


人口(インド)

2007年の人口は1,131,043,000人。2011年の人口は12億1,000万人以上で人口増加 率17.64%。 2013年、現在は12億3900万人。

インドの人口は1950年以降、毎年1,000万 – 1,500万人の勢いで増加し続け、政府による人口抑制策を実施したが、2005年には11億人を突破した。

国連の予測では今後もこのペースで増加し、2030年代に中華人民共和国を追い抜く可能性が高い。

ただし2030年代以降は毎年500 – 700万人増と人口増加はやや鈍化する。

とはいえ2050年には16億人に達し、その後も増加し続け、2100年には18.2億人近くになるというのが大方の専門家の見方である。

また、インドは人口構成が若いのが特徴で、2000年の中位年齢は23歳であった。

インドの人口の推移と予測

1950年 – 3億5756万人
1960年 – 4億4234万人
1970年 – 5億5491万人
1980年 – 6億8885万人

1990年 – 8億4641万人
2000年 – 10億0169万人
2005年 – 11億0337万人
2007年 – 11億3104万人
2010年 – 11億7380万人

2020年 – 13億1221万人
2030年 – 14億1657万人
2040年 – 14億8571万人

2050年 – 15億9000万人
2100年 – 17億9000万人

※インド全体の人口増加率は、1971年から2001年まで、2%台から1%台の1.97%に低下。


言語(インド)

インドはヒンディー語を連邦公用語とする。

ヒンディー語圏以外では各地方の言語が日常的に話されている。

インドで最も多くの人に日常話されている言葉はヒンディー語で、約4億人の話者がいると言われ、インドの人口の約40%を占める。

方言を含むと800種類以上の言語が話されているインドでは、地域が異なればインド人同士でも意思疎通ができない場合がある。

植民地時代に家では英語だけで子供を育てたことなどから、英語しか話せない人もいる。

しかし一方で、地域や階級によっては英語がまったく通じないこともしばしばである。

1991年の国勢調査によると、178,598人(調査対象者の0.021%)が英語を母語にしており、9000万人以上(同11%)が英語を第一、第二、ないし第三の言語として話すとしている。

インド社会は国内コミュニケーションの必要上から第二公用語の英語を非常に重視しており、結果として国民の英語能力は総じて高い。

インドの大学では全て英語で講義を受けるため、インド人学生の留学先にアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどの英語圏が圧倒的に人気が高い。


日本とインドの貿易

■ 日本の主要輸出品目:機械(25.4%)、鉄鋼(17.3%)、電気機器(11.3%)、プラスチック及びその製品(6.8%)、自動車および部品(5.6%)、精密機器(5.5%)

■ 日本の主要輸入品目:石油製品(26.3%)、有機化合品(11.6%)、魚ほか(7.7%)、貴金属(7.2%)、機械(4.3%)、鉄鉱石(4.0%)

■ 日本企業の投資件数と投資額:金額:17億8,320万ドル

■ 日系企業進出状況:企業数:1,229社(4,417拠点)

■ 在留邦人:8,655人(2015年10月1日現在)


実質GDP成長率(インド)

2011年: 6.7(%)
2012年: 5.6(%)
2013年: 6.6(%)
2014年: 7.2(%)


名目GDP総額(インド)

2011年:  87,630(10億ルピー)
2012年:  99,513(10億ルピー)
2013年: 112,728(10億ルピー)
2014年: 124,882(10億ルピー)


一人当たりの名目GDP(インド)

2011年: 1,496(ドル)
2012年: 1,483(ドル)
2013年: 1,491(ドル)
2014年: 1,612(ドル)


鉱工業生産指数伸び率(インド)

2011年: 2.9(%)
2012年: 1.1(%)
2013年: 0.1(%)
2014年: 2.8(%)


消費者物価上昇率(インド)

2011年:  8.9(%)
2012年: 10.3(%)
2013年: 10.0(%)
2014年:  5.9(%)


失業率(インド)

2011年: 3.5(%)
2012年: 3.6(%)
2013年: 3.6(%)
2014年: 3.6(%)


輸出額(インド)

2011年: 305,727(100万ドル)
2012年: 300,150(100万ドル)
2013年: 314,416(100万ドル)
2014年: 309,932(100万ドル)


対日輸出額(インド)

2011年: 6,329(100万ドル)
2012年: 6,100(100万ドル)
2013年: 6,814(100万ドル)
2014年: 5,386(100万ドル)


輸入額(インド)

2011年: 489,149(100万ドル)
2012年: 490,204(100万ドル)
2013年: 448,832(100万ドル)
2014年: 447,087(100万ドル)


対日輸入額(インド)

2011年: 11,999(100万ドル)
2012年: 12,412(100万ドル)
2013年:  9,481(100万ドル)
2014年: 10,131(100万ドル)


対米ドル為替レート(インド)

2011年: 47.98(ルピー)
2012年: 54.45(ルピー)
2013年: 60.50(ルピー)
2014年: 61.15(ルピー)


インド輸出まとめ

2016年現在のインドGDPは、世界10位まで上昇しております。

しかし、GDPが急上昇しても人口が多いため、国民一人当たりのGDPや所得は、世界基準から見ると、かなり低い水準とされております。

また、地域によっても、所得差が激しいデータも出ております。

ただし、将来性は抜群と言えます。

インドの人口は、2016年現在で、12億人を突破し、2030年前後には人口14億人を超え、世界一の人口になると予測されております。

経済成長も著しく、2050年頃にはアメリカのGDPを抜く可能性も秘めております。

やはり人口が多いという事は、大きなメリットであり、輸出先としては外せない国の一つです。

ですが、インターネットを活用した輸出には、いくつか難しい注意点があります。

まず、言語の問題です。

インドは世界的に見ても、多くの言語が使用されております。

紙幣には18の言語が記載されており、インドの方でも話しが通じないケースもあるようです。

そのため、言語選択が、インド輸出の成功要因の一つとなっております。

続いては、国土が広大なため発生する問題についてです。

一つ目は、海外発送です。

郵便局の国際郵便でも、インド全域への発送は行っていないようです。

そのため、商品を発送出来ない地域がある事も頭に入れておく必要があります。

続いて、越境ECに関連した注意点です。

インドは、比較的、アクセス数は集めやすいと感じております。

グーグルが主なため、広告でもアクセスは集めやすい国です。

しかし、国土が広大なため、同じようなアクセスでも、地域によって、大きな差がある事を理解しておく事がポイントです。

そのため、どんな地域から、どの言語でアクセスを集めるのか?

この点を、しっかりと考えた上で、Web対策をしないと反応を得る事は難しい国です。

インドは現時点で、メインとするには時期尚早なのかもしれません。

しかし、経済面や、特に人口の増加を考えると、今から、ヒンディー語で越境ECサイトや海外向けホームページを運営しておき、テストを繰り返しておく事で、大きな恩恵を得られる可能性が高いと考えております。

流れとしては、欧米をメインとした戦略をまずは進める。

その戦略を進めつつ、インドはサブとして、数年・数十年先に大きな利益を上げられるように準備をしておく事が大切です。

インドは、経済面・人口の増加や外交を考えても、中国と同じか、それ以上に注目すべき国と考えております

是非、輸出を行う際には、インド輸出も含めた戦略をご検討下さい。

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