イラン輸出の基礎データ!ネット海外販売のポイントもご紹介!

ジェトロなどのデータを元にイラン輸出・海外販売の基礎データや貿易データをご紹介させていただきます。

最後に、輸出する上でのポイントや注意点も解説させていただきます。


イラン基礎情報

■ 国・地域名 : イラン・イスラム共和国 Islamic Republic of Iran

■ 面積 : 164万8,195平方キロメートル(日本の約4.4倍)

人口 : 7,948万人(2015年、出所:IMF)

■ 首都 : テヘラン

言語 : ペルシャ語

■ 宗教 : イスラム教(98%、そのうち90%がシーア派)

イラン・イスラム共和国は、西アジア・中東のイスラム共和制国家。

北にアゼルバイジャン、アルメニア、トルクメニスタン

東にパキスタン、アフガニスタン

西にトルコ、イラクと境を接する。

また、ペルシア湾をはさんでクウェート、サウジアラビア、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦に面する。


GDP推移

● アメリカ合衆国
 16.77兆 USD

● 日本
  4.92兆 USD

● イラン
    3689億 USD


1人当たりのGDP

● アメリカ合衆国
 53,041.98 USD

● 日本
 38,633.71 USD

● イラン
  4,763.30 USD


政治体制(イラン)

政体:イスラム共和制 元首:セイエド・アリ・ハーメネイ Seyed Ali Khamenei (最高指導者、1989年6月4日就任、1939年生まれ)

議会制度:一院制 議会概要(定員数、発足年、任期):定員290名、任期4年(2016年3月~)。議長:アリー・ラリジャニ


軍事(イラン)

国軍として、陸軍、海軍、空軍などから構成されるイラン・イスラム共和国軍を保有している。

イランは核拡散防止条約(NPT)に加盟しているが、国際社会からイランの核開発問題が問題視されている。


経済(イラン)

IMFの統計によると、2013年のGDPは3,663億ドルであり、大阪府とほぼ同じ経済規模である。

同年の一人当たりのGDPは4,750ドルである。

イランの経済は中央統制の国営イラン石油会社や国有大企業と、農村部の農業および小規模な商業、ベンチャーによるサービス業などの私有企業からなる混合経済である。

政府は以前から引き続いて市場化改革を行い、石油に依存するイラン経済の多角化を図っており、収益を自動車産業、航空宇宙産業、家電製造業、石油化学工業、核技術など他の部門に振り分け投資している。

チャーバハール自由貿易地域、キーシュ島自由貿易地域の設定などを通して投資環境の整備に努め、数億ドル単位での外国からの投資を呼び込むことを目指している。現代イランの中産階級の層は厚く堅実で経済は成長を続けているが、一方で高インフレ、高失業率が問題である。

インフレ率は2007年度の平均で18.4%、2008年4月(イラン暦)には24.2%にまで達している。

財政赤字は慢性的問題で、これは食品、ガソリンなどを中心とする年総計約72億5000万ドルにものぼる莫大な政府補助金が原因の一つとなっている。これに対してアフマディーネジャード政権は、2010年からガソリンや食料品などに対する補助金の段階的削減に踏み切り、低所得層に対しては現金給付に切り替えている。

イランはOPEC第2位の石油生産国で、2016年現在の生産量は200万バレル/日である。

確認されている世界石油埋蔵量の10%を占める。

また天然ガス埋蔵量でもロシアに続き世界第2位である。

1996年の非常に堅調な原油価格は、イランの財政赤字を補完し、債務元利未払金の償還に充てられた。

農業については国家投資、生産自由化による活発化が目指され、外国に対する売り込み、マーケティングなどで輸出市場を開発し、全般的に改善された。

ナツメヤシ、ピスタチオ、花卉など輸出用農業生産物の拡大、大規模灌漑計画により1990年代のイラン農業は、経済諸部門のなかでも最も早い成長のあった分野である。一連の旱魃による踏み足局面もあるが、農業はいまだにイランで最大の雇用を持つ部門である。

イランはバイオテクノロジーと医薬品製造などにも力を入れている。

主要貿易国はフランス、ドイツ、日本、イタリア、スペイン、ロシア、韓国、中国などである。

1990年代後半からはシリア、インド、キューバ、ベネズエラ、南アフリカなど発展途上国との経済協力も進めている。

また域内でもトルコとパキスタンとの通商を拡大させており、西アジア、中央アジアの市場統合のビジョンを共有している。


通貨・「イラン・リヤル」

イラン・リヤル(ISO 4217 code IRR)とは、イランの法定通貨である。

補助単位はディナールで、1リヤル=100ディナールであるが、インフレーション進行により、現在は流通していない。


言語(イラン)

主要な言語は、ペルシア語、アゼルバイジャン語(南アゼルバイジャン語)、クルド語(ソラニー、クルマンジー、南部クルド語、ラーク語)、ロル語(北ロル語、バフティヤーリー語、南ロル語)、ギラキ語、マーザンダラーン語、バローチー語、アラビア語(アラビア語イラク方言、アラビア語湾岸方言)、トルクメン語、ドマーリー語(または、ドマリ語)、ガシュガーイー語、タリシュ語である。


検索エンジン(イラン)

イランで、よく使用されている検索エンジンは「Google」と言われております。

イラン国内のシェア率は、90%を超えていると言われているため、検索エンジン対策は、グーグル対策が軸となります。


日本とイランの関係

日本とイランの関係とは、日本とイランの外交関係であり、公式に樹立されたのはパフラヴィー朝ペルシャ時代の1926年であった。

第二次世界大戦中を例外とすれば、歴史を通して両国は比較的友好的かつ強く戦略的な関係を維持してきた。

日本のイランとの外交政策と投資は、歴史的に安全が保障されたエネルギーの供給への要望に著しく影響されていた。

イランは日本にとって、サウジアラビアとアラブ首長国連邦に続ぐ三番目に重要な石油供給国である。

また、日本とイランはアフガニスタン再建やイスラエル=パレスチナ紛争などの中東の地域的な外交関係において協調している。

日本とイランの貿易収支はイランに重大な比重があり、日本は自動車や電気製品、重要な石油製品や石油化学製品を輸出している。


日本とイランの貿易

日本の主要輸出品目 : 輸送機器(49.3%)、一般機械(15.3%)、非鉄金属(9.4%)

日本の主要輸入品目 : 鉱物燃料(98.4%)、織物用糸および繊維製品(0.9%)、食料品(0.6%)

■ 対日貿易上の特徴および問題点
 日本からイランへの輸出は、輸送機器類が約5割を占め、残りは一般機械、非鉄金属、電気機器、科学光学機器となっている。。

輸入については、大半が鉱物燃料によって占められている。

日系企業進出状況 : 企業数(拠点数):32

在留邦人 : 619人(2015年10月1日現在)


実質GDP成長率(イラン)

2011年: 4.3(%)
2012年: 6.6(%)
2013年: 1.9(%)
2014年: 4.3(%)


名目GDP総額(イラン)

2011年: 570,6(10億ドル)
2012年: 418.9(10億ドル)
2013年: 379.4(10億ドル)
2014年: 414.9(10億ドル)


一人当たりの名目GDP(イラン)

2011年: 7,200(ドル)
2012年: 5,512(ドル)
2013年: 4,899(ドル)
2014年: 5,287(ドル)


鉱工業生産指数伸び率(原油生産指数ベース)

2011年:  0.65(%)
2012年: 20.04(%)
2013年: 10.17(%)
2014年:  0.65(%)


消費者物価上昇率(イラン)

2011年: 21.5(%)
2012年: 30.5(%)
2013年: 34.7(%)
2014年: 15.5(%)


失業率(イラン)

2011年: 10.60(%)
2012年: 12.20(%)
2013年: 10.44(%)
2014年: 10.60(%)


輸出額(イラン)

2011年: 145,518(100万ドル)
2012年: 102,271(100万ドル)
2013年:  84,732(100万ドル)
2014年:  86,125(100万ドル)


対日輸出額(イラン)

2011年:  512.0(100万ドル)
2012年: 7,237.9(100万ドル)
2013年: 6,305.2(100万ドル)
2014年: 5,624.2(100万ドル)


輸入額(イラン)

2011年: 77,729(100万ドル)
2012年: 92,051(100万ドル)
2013年: 83,975(100万ドル)
2014年: 96,899(100万ドル)


対日輸入額(イラン)

2011年: 1,340(100万ドル)
2012年:  720.1(100万ドル)
2013年:  186.8(100万ドル)
2014年:  278.7(100万ドル)


対米ドル為替レート(イラン)

2011年: なし
2012年: 12,176(イラン・リヤル)
2013年: 18,414(イラン・リヤル)
2014年: 25,942(イラン・リヤル)


イラン輸出まとめ

イラン経済は、石油だけでなく、様々な産業にも力を入れており、GDPも高い数値で伸びております。

しかし、日本との貿易額は減少傾向にあります。

■ 日本の輸出(100万ドル)
 2011年 / 1,704
 2012年 /  654
 2013年 /  171
 2014年 /  254
 2015年 /  288

■ 日本の輸入(100万ドル)
 2011年 / 12,871
 2012年 /  7,958
 2013年 /  6,998
 2014年 /  6,229
 2015年 /  3,248
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日本との貿易が減少傾向にあるのは、石油取引、プラスして政治や情勢との関連が高いと言われております。

そのため、政治や情勢面の動きにより、イランとの貿易額は大きく推移していくと予測しております。

イラン・ネット輸出についてですが、難しい面が多いです。

英語サイトでも、イランからアクセスは来ます。

ですが、イランから多くのアクセスを集めるには、様々な言語に対応しておく必要があります。

これから、輸出を始める方には、イラン輸出はハードルが高いと思います。

欧米やアジア圏の国へと販路を拡大した後に、イラン輸出も検討する流れが良いと考えております。

イラン輸出は、情勢や政治面でも難しい部分があります。この点も理解された上での輸出をご検討下さい。

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